今日はアーセナルのファンクラブの話です。
フットボール大国イギリスに住んでいたわけですからもちろんフットボールの試合もたくさん見に行きました。
ロンドンにはアーセナルとトッテナムという2つのチームがあり、アーセナルのホームであるエミレーツスタジアムの方が行きやすかったのと知り合いがアーセナルサポーターだったので、私はアーセナルのメンバーシップ(=ファンクラブ)に加入していました。
ちなみにイギリスでは「サッカー」とはほとんど言いません。
それどころか通じないこともあるので、「サ…」と言いかけて「フットボール」と言い直したことは数えきれません。
アーセナルの試合のチケットの買い方
エミレーツスタジアムでのアーセナルの試合のチケットを手に入れるためには、まず年間34ポンド払ってメンバーシップに加入しなければいけません。
メンバーシップに加入すれば、オンラインなどから座席指定でチケットを購入することができます。
値段は座席にもよりますが、これはカラバオカップと呼ばれる日本の天皇杯みたいなプレミアリーグのチームもそれ以外も入り混じって戦うトーナメント戦のチケットで、20ポンドでした。
日本から旅行代理店経由でイギリス旅行を予約すると「サッカー観戦チケットつき」のプランなどあるかと思いますが、こちらもおそらく旅行代理店がメンバーシップに加入しており代行でチケットを取っているのだと思われます。
チケットの譲渡などは特に制限なく簡単に出来そうでしたので…。
エミレーツスタジアムの入場の仕方
さてチケットをゲットしたらエミレーツスタジアムへ参りましょう。
バスでも地下鉄でも行けますが最寄り駅は半端じゃなく混むこともあるので(帰りは特に)、一駅分歩いてそこから公共交通機関を利用したこともあります。
スタジアムまで着いたら、チケットの記載に従って入場ゲートへ進みましょう。
座席に近いところのゲートが入場箇所として割り当てられているはずです(上の写真のチケットだと「西スタンドのSから入れ」と書いてあります)。
さてここで注意なのですが、かばんの類は一切持っていかないのをおすすめします!
というのもかばんを持っているとそれだけで長蛇の列を並んでバッグチェックを受けなければならないからです。
じゃあ財布とか携帯とかどうするの?って話ですが、ポケットに入れてしまえば問題ないのでポケットに入る程度の荷物にしておきましょう。
バッグチェックを回避しても、入場者は全員ボディータッチによる身体検査を行われます。
女性の場合は、女性がボディーチェックをするレーンが1つあるはずなのでそこに並びましょう。
でないと「僕じゃ君に触れないからあっちに並びなおして」と追い返される羽目になります。
スタジアム内にはビールやおつまみなどの売店がありますが、試合開始前・ハーフタイム共に激混みなのでお腹は満たしてから行くのがおすすめです。
冬は普通に雪も降りますしめっちゃ寒いので防寒もしっかりしましょう。
ノースロンドンダービー
私はプレミアリーグ、先述したカラバオカップ共に何度か見に行ったのですが、やはり一番印象に残っているのはアーセナルvsトッテナムのノースロンドンダービーです。
ロンドンにあるチーム同士が戦うので、熱心な両チームのサポーターが大量に集結し大騒ぎなんですね。
警備員さんの数はいつもより多め、チャント(応援歌)はたいへん下品、観客が平気で相手チームの選手を煽る、酔っ払いも暴れん坊も多いので、治安の悪いフットボール観戦を経験したいならロンドンダービーは外せないでしょう。
逆に言えば、心穏やかで平穏なフットボール観戦をしたいならば、ロンドンダービーは絶対に避けた方が良いです。
写真はカラバオカップのアーセナルvsブレントフォード(2部)で、これもロンドンダービーです。
アーセナル相手にブレントフォードが1点決めたあと、ブレントフォードサポーターがピッチに乱入しアーセナルのキーパーを煽りながら走り回ったため、試合途中にも関わらず警備員が増員されました。
ちなみに試合は3-1でアーセナルが勝ちました。
アーセナルが勝つと、試合後アーセナルの曲がかかりますので、皆「アーセナル!アーセナル!」と歌いながら帰ります。
歌詞はよくわからなくてもアーセナルのとこだけ合わせて歌っているだけでも楽しかったです。
アーセナルが負けた場合は勝利BGMはなしです。
先述のアーセナルvsトッテナムのノースロンドンダービーはトッテナムの勝ちでしたので悲しい気持ちのまま帰ることになりました。
たった1年でしたがアーセナルサポーターをするのはかなり楽しかったです。
フットボールの話題で盛り上がることもできますし、みなさんも是非推しフットボールチームを作ってみてください。
それでは。
COMMENT