今日はイギリスでも生卵を食べられるよという話です。
よく海外で生の食品を食べるのは危険だなんて言われますが、実際のところ果物や野菜は全然生でも大丈夫です。
海に近い地域であれば魚介類の生食も一般的で、特に牡蠣なんかは提供している店も多いです。
肉に関してはヨーロッパ版ユッケのような生の肉を使った地方料理が各地にあったりしますが、これは食べない方が吉です。
私の主人は2回ほど腹痛と体調不良を起こしてました。
さて、では生の卵はどうでしょうか?
なんと現在のイギリスでは生卵を食べられます。
それも特殊な卵ではなく、スーパーで売っている普通の卵が生で大丈夫です。
かつてのイギリスでは生や半熟の卵は危険なので食べてはいけないとされていました。
1988年にサルモネラ菌騒ぎがあり、抵抗力の弱い妊婦や乳幼児、高齢者は生の卵を食べないよう警告が出されていたのです。
しかしそれから30年経った2017年、卵業者によるワクチンプログラムが進んだことでイギリスでも生卵の安全性が保証されました。
イギリス産の卵にはライオンマークとよばれる印がついています。
このライオンマークはパッケージにも印刷されていますし、卵1つ1つにもスタンプが押されているので、安全基準を満たしている卵の証拠となっています。
つまりサルモネラ菌汚染されていないので生で食べても大丈夫ということです。
ライオンマークの卵は特別な卵というわけではありません。
イギリス産の卵はほぼ全てこのライオンマークがつけられているので、スーパーで手に入る普通の値段の卵=安全な生食可能な卵なのです。
なので日本人のだいすきなあの卵かけご飯はイギリスでも食べられます。
こちらの記事にあるように、私はロンドンで買った米を日本から持って行った炊飯器で毎日炊いて生活していたので卵かけご飯も数えきれない回数食べました。
茹で卵もしましたよ、半熟も固茹でも。
もしもライオンマークがなければ、卵かけご飯はおろか半熟の卵も食べられなかったわけです。
卵がしっかりと加熱してからでないと食べられないとしたらそれはかなりめんどくさかっただろうなと思います。
イギリス人にとってもその気持ちは同じようで、ふわふわトロトロのオムレツやゆで卵をより楽に作れるようになったということでライオンマークはとてもありがたい存在のようです。
イギリス人も卵料理大好きですからね。
それでは。
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