イギリスのサンブリーマーケットのはなし

海外生活のはなし
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今日はイギリス・ロンドン近郊でやっている大きなアンティークマーケットの話です。

サンブリーマーケットとは

ロンドン・ウォータールー駅から南西に電車で1時間ほど行ったところにケンプトンパークという小さな競馬場があります。

ウォータールー駅の電光掲示板
ケンプトン行きの電車

この競馬場では、毎月第二と最終火曜日に行われている非常に大きなアンティークマーケットがあります。

日記よりフライヤー

それがサンブリーマーケット-Sunbury marketです。

Sunbury & Sandown Antiques Market
Markets with a vast selection of antiques and collectables

このサンブリーマーケットの特徴はとにかく広大で品揃えが豊富なことです!

後ろに見えるのがアンティークショップの乗り付け用トラック。真ん中のくまさんがかわいい

トラックで乗り付けたイギリス中のアンティーク屋さんが出店しているので、隅から隅まで見て回ろうと思うと本当に1日潰れてしまうことでしょう。

屋外には家具や大物の雑貨が中心に並び、屋内にはブローチやアクセサリーといった小さな雑貨が中心に並びます。

屋内の様子

私は2回行ったのですがとにかくもう掘り出し物が沢山で、めっちゃくちゃ楽しかったです。

次イギリスに行く機会があれば、絶対に開催日の火曜日に合わせたいと思うほどです。

どこも店主さんは非常に優しく、気になるものを見ていると「いくらって書いてるけど〇〇までまけてもいいよ!」と声をかけてくれることもよくありました。

また自分から値切ってみるのもアンティークマーケットらしく良いでしょう。

屋外スペースにも小物は売っていて、このお店ではないですがなんと「歯」が陳列されていたこともありました…

難点としては開催されるのが平日なので、勤め人は行きづらいという点ぐらいでしょうか。

入場は無料です。

買ったものとその値段

サンブリーマーケットで買ったものをいくつか紹介します。

値段も合わせて記載しますが、当時は1ポンド135円でした。

今は1ポンド162円…??!!なんてこと…。

シンブル

シンブルコレクターとしてシンブルは欠かせませんね!

おそらくシルバーのアンティーク品で、上部に穴が1箇所空いていますがそれもアンティークの味ですね。

たしか5ポンドだったと思います。

書き物机

買った物とは違う写真ですがこういうやつです

主人がずっと欲しがっていたライティングデスクです。

ヴィクトリア調らしく、上面が赤色の革張りになっています。

お値段は220ポンドです。

結構なお値段に思うかもしれませんが、日本の輸入アンティークショップで買ったら5倍はするので良い買い物でした。

食器棚

ハンガリー製らしいです。

白くペンキを塗り直したあとがありますが、こうやって綺麗に整え直してから売られるのもアンティークマーケットではよくあります。

ちょうどいっぱい入る食器棚が欲しかったんです。

130ポンドでした。

小物入れ

書き物机を買ったのと同じお店で買いました。

サンブリーマーケットで大きな物を買い物すると配送の関係でちょっと待たなきゃいけなかったりするのですが(後述)、その時これも素敵だな~と見てたらお店の人がさっき買ってくれたあじゃん、まけてあげるよ!って言ってくれました。

20ポンドでした。

燭台置き

2個セットです。

木製のおしゃれなちょうど良い高さのこれくらいの台が欲しかったんです。

なので燭台置きとして使ってはいません…。

何に使っているかというと、上のネジ留めの金属パーツを外して自分のドール用トルソーのスタンドにしています。

めちゃおしゃれじゃないです?

さすがほんまもんのアンティーク…。

2個で20ポンドでした。

お店の人曰く、2個でこの値段なんて破格よ!とのこと。

サンブリーマーケットで買い物をする際の注意点

配送方法

購入した家具などはなんとかして家まで持って帰らなければなりません。

車で来ていれば頑張って乗せて帰ればいいのですが、乗らない大物や電車で来た場合には配送業者を利用することになります。

私が利用した際は、書き物机と食器棚の2点で配送料は85ポンドもしました。

結構しますよね?

それもそのはず、ロンドンには「渋滞税」なるものがあるのです。

これは、外からロンドン中止部に乗り入れる車には1日10ポンドの通行料がかかるというものです。

ロンドンの街中と言えば京都四条並みに渋滞がひどいので、やむなしと言えるかもしれません。

配送業者はいくつかあり、サンブリーマーケットの屋外スペースにアンティークショップと同じように出店しています。

どこも基本的に1品目はいくら、2品目以降は追加でいくら…と多く配送すればするほど1品当たりの配送料は減るシステムになっていると思います。

なのでサンブリーマーケットに来るといっぱい買った方がお得じゃない?という気分になってつい買いすぎてしまいます。

買い物の手順

配送業者を利用する際の買い物の手順は以下の通りです。

アンティークショップでお目当てのものを見つけて購入、お金を払う。

購入したものが大物であれば品物はそのままにして、配送業者を見つけてくると店主に伝える(商品にはsoldのタグなどがつけられると思います)。

配送業者を決めてお金を払う。

配送業者のお店の人を連れて先程のアンティークショップまで行き、買った物を伝える。

といった感じです。

あとは帰宅して家で待っていればその日の午後には届くことでしょう。

ロンドン外への海外発送の仕方はちょっと分かりません。

次行く時までには調べておかなきゃなと思います。

早起きしなきゃいけない

サンブリーマーケットの開催時間は朝6:30~昼の2時までです。

当然良いものはすぐ売れてなくなってしまうので早起きして行くのがおすすめです。

さらに屋内のお店は特に店じまいが早く、昼前には帰ってしまうところも多かったです。

夏場は暑い

ケンプトンパーク駅にて。お買い物でへとへとになって帰るひとたち

夏場は屋外の日差しがかなりきついので、帽子と水分補給は欠かさないようにしてくださいね。

日本より涼しいとされるロンドンでも夏場にずっと日がサンサンと降りしきる下にいたら熱中症ぽくなります。

なりました。

それでは。

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