スペイン・バルセロナで食べたおいしいごはんのはなし

海外生活のはなし
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今日はスペイン料理の話です。

次回作のポケモンの舞台がどうやらスペイン・ポルトガルを擁するイベリア半島らしいのでスペインの美味しかったご飯の話題です。

パン・コテ・トマテ

トマトソースの塗ってあるパンです。

スペインではご飯屋にはいるとまず、このパン・コテ・トマテがテーブルに出されます。

もちろんサービスではなく有料なのでいらない場合はその旨を伝えると下げてもらえるのですが、美味しいのでそのままいただくのをおすすめします。

この頼んでない料理がまず出されるという風習は他のヨーロッパの国でもあり、隣国ポルトガルではパンだけでなく小皿に入ったいろんな種類のおかずがどっさり出されますし、ドイツ・ケルンのご飯屋ではまっ昼間にも関わらずまずビール瓶が人数分テーブルに置かれました。

ポルトガルの場合は欲しいやつだけを指して他は下げてもらうことも可能でした、もちろんそのままにしておくと全部の代金を後で請求されます。

まあ美味しいですし、文字だけ書かれたメニューでは注文しづらいものが実際目の前にまず運ばれてくるというのは便利ではあるので、はじめて見る料理や好きなもの美味しそうなものなんかはテーブルに残しておくと良いでしょう。

さすがに昼間からビールは飲みませんでしたが。

パエリア

こちらも有名なスペイン料理の一つですね。

日本でパエリアと言うと大きなフライパンで2、3人分を一度に作りそれを小分けにして食べるイメージですが、スペインのパエリアはこれで1人分です。

フライパンもパエリア専用の浅くて少し小さめのものです。

こちらもとても美味しくて、ペロリと食べられてしまいます。

ワンプレートランチ

スペインの昼食と言えばサラダ、パスタ、ポテト、メインなどが一皿に盛られたワンプレートランチが有名です。

日替わりプレートとして売っている店も多いです。

ヨーロッパではとんでもない量を1人前として出されて食べきれないこともたまにあるのですが、スペインのワンプレートランチの量はそこまで多くはありませんでした。

ちょうど腹八分と言ったところでしょうか。

このワンプレートランチを1人1つ食べるのがスペイン流らしく、2人で3つ注文したらたいへん訝しげな顔をされました。

お腹が空いていたんです…。

なおスペインにはシエスタという午睡の文化があり、ちょっと遅い昼食を…と思っているとご飯屋がどこももう閉まっていて困るということがあり得ます。

現在はシエスタは廃止の方向にあるようですが、個人でやっているご飯屋などは念のため時間を調べていくのが良いでしょう。

その他

他にもフランス料理であるパテ(肉や魚を細かく刻んでペースト状にしたもの)や、イタリア料理であるパニーニも食べました。

グルメの国であるポルトガルと並び、スペインのご飯もとても美味しいものばかりでした。

レストランの食事以外にも、スーパーで太陽を目いっぱい浴びて育ったオレンジや果物を買って食べるのもおすすめです。

それでは。

A20 地球の歩き方 スペイン 2020~2021 (地球の歩き方A ヨーロッパ)

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