今日はソーイング・ビー Season 1の感想です。
NHKでのソーイング・ビーの放送は終わってしまいましたがAmazon Prime Videoにて過去のシリーズが見られます。
なのでソーイング・ビーロスになりつつありますし、おさらいのために過去の放送を見直しておこうかな…と思った次第です。
NHKで放送された吹き替えバージョンをもう視聴済みなので優勝者や展開はもう知っているのですが、頑張って字幕版を見ながら感想を書いていきたいと思います。
記念すべき初回のソーイング・ビーです。
ベイクオフの姉妹番組としてはじまったので、審査員や司会などは違えど番組の構成はほとんど今と同じですね。
違うのはなんと毎週の脱落者が2人というところでしょうか。
そのためもあってソーイング・ビーSeason 1はたった4週で完結します。
型紙の課題と参加者紹介
はじめの課題はAラインスカート。
今でこそ型紙通りに作ることが厳格に求められますが、初回は余った時間で装飾などつけても良かったんですね。
サンドラ
清掃業の47歳女性。
娘さんのために洋服作りをはじめ、今は娘さんといっしょにソーイングを楽しんでいます。
選んだ花柄の生地は裏地が必要です。
スチュアート
ジムインストラクターの41歳男性。
自分で布製品を作りたくて裁縫を始めました。
裏地の布が長いようですが果たして。
アン
ヨガ教室に通っている女性。
なんと裁縫歴は75年!
イギリスのソーイングの歴史をその目で見てきた人ですね。
ジェーン
夫を亡くした後ソーイングに没頭するようになった女性。
他人と被らない自分だけの服を着ることにこだわりがあります。
車が好きなので車柄の生地にしたそうです。
ミシェル
7か月の子供がいる31歳の女性。
裁縫をすることで祖母や母のことを思い出すそうです。
型紙に忠実に仕上げていきます。
マーク
整備士の41歳男性。
スチームパンクの衣装が好きで自作しています。
私がV&A博物館に行ったとき、スチームパンク衣装を身にまとった人たちがオフ会?をしていたのを見たのでもしかしたらマークもあの中にいたのかもしれません。
ローレン
バーミンガム出身の27歳女性。
今回の最年少ですが裁縫歴はなんと22年。
スカートがシンプルすぎるかもと悩んでバイアステープをつけました。
今シーズンの私の推しです!
ティリー
ロンドンで働く女性。
裁縫歴は2年ですがすでに大量の自作の服があります。
スカートのアレンジとしてポケットをつけました。
以上8人がSeason 1の参加者です。
さて初回の型紙の課題の結果は、最下位はスチュアート。
この頃は審査委員も「できない技術は使わないこと」なんて言ってきて結構辛めですね~。
1位はサンドラ。
裏地をつけて仕上げたのはサンドラだけでした。
リメイクの課題
課題は白いシンプルなトップスの襟ぐりのデザインを変えることです。
私だったら得意なリボン刺繍でお花をたくさん咲かせようかなと思います。
最近のリメイクの課題のように大きな変化を求められないのがいいですね。
そして出ましたパトリックの「スカラップは好きじゃない」発言!
今後の大会でもしばしば聞くことになるスカラップは嫌い発言の最初はここだったんですね。
その後の「話にならない」「ボロの古着みたいだ」「みすぼらしい」などなど、英語字幕のままだとソーイング・ビーはかなり辛口です。
NHKバージョンはこんなにボロボロに言ってなかったような気がするので、吹き替えの段階でだいぶマイルドにしたんでしょうか。
アンのはしごレースにリボンを通したブラウスは確かにシンプルな技術で美しく、まるで既製品のようです。
そういえば初回のリメイクチャレンジは作者を隠しての審査ではないんですね。
リメイクの課題単体での順位発表もないようです。
また30分のNHKバージョンとも違うのでリメイクチャレンジの途中で中断せずそのまま番組は続きます。
最後の課題
最後の課題はモデルに合った普段着使いできるドレスを作ることです。
手芸作品の作り方紹介があるのも初期のソーイング・ビーの特徴ですね。
このコーナーは今のソーイング・ビーにも復活して欲しいのですが、参加者が増え時間がカツカツなので難しいのかな…とも思います。
ここでジェーンが体調不良で退出してしまいました。
それによって今週選ばれる脱落者は1人のみとなるようですが、参加者が自ら会場を去るのも初期のソーイング・ビーの特徴かもしれません。
Season 2でもありますしね…。
さて8人のドレスが完成しました。
私はサンドラのドレスが好きです。
デニム地でまさに普段使いにピッタリなレトロみを感じるドレスです。
ところでこういう形の洋服のことを日本ではワンピースと言いますが、英語ではそう言いません。
英語にはワンピースという服飾を指す言葉が存在しないので、デイドレスやカジュアルドレスという分類になります。
海外でワンピースと言ったら、ジャパニーズマンガのことを指してしまうのではないでしょうか。
優秀作品と脱落者
今回の優秀作品はマークのドレスです。
フィッティングを省略しましたが結果としてモデルにぴったりなドレスになりました。
脱落者はミシェルです。
サテン生地を使ったリバーシブルの構造に苦戦してしまったためです。
次回は紳士服のスラックス、スカートのリメイク、ブラウスが課題です。
女性陣が男性物ズボンの構造が分からずパトリックを使って四苦八苦する回ですね。
次回も楽しみです。
こんな感じで、1時間番組を字幕見ながら感想書くのはかなり大変でしたが続けていきたいと思います。
いずれ慣れるでしょう…、たぶん。
次回はこちら。
それでは。
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