今日はソーイング・ビーSeason2の第7話の感想です。
前回はこちら。
ソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。
いよいよ4人による準決勝です。
型紙の課題(?)
いつもは型紙の課題ですが、なんと今回は型紙無しでドレスを作るのが課題です。
3mの布とマネキン、さあざまな技術を総動員して3時間でマネキンにフィットしたドレスを作り上げます。
ヘザーとタマラはスケッチを描きそれに従って作るそうです。
私も同じようにすると思います、それでせめて上半身だけでも型紙を作りたいところですがそんな時間はどうやらなさそう…。
マネキンに沿わせて作る立体裁断、縫い代に余計な布が溜まってぼたっとしがちなので私は苦手です。
ドレスが完成した後さらに装飾をつけようとするリンダに対し、パトリックから過度の装飾は必要ないとのコメントが入りました。
あくまでベースは型紙の課題ですものね。
審査員が見たいのは「マネキンにフィットしたドレスを型紙なしで作れるかどうか」なので、やりすぎや個性を出しすぎても良くないようです。
最下位はタマラ、プリーツを効果的に扱えませんでした。
1位はリンダです。
シンプルながら装飾も効果的でかつ見事にフィットした作品でした。
リメイクの課題
ノースリーブのワンピースに、左右対称な袖をつけるのが課題です。
いつものリメイクの課題とは違い、独自性よりも完璧さを求められます。
今週の課題全部難しすぎません??
採寸して、型紙を作って、審査員が好みそうな布を選んで、完璧に縫い上げないといけません。
課題が難しすぎるのと完璧な左右対称さを求められるので、あまり難しい形の袖にせず無難なデザインを完璧に仕上げるのが良さそうに思えます。
最下位はリンダ、左右対称に作れませんでした。
1位はチネロでした。
難しい課題にも関わらず、チネロらしさの出た美しい袖でした。
最後の課題
自分のお気に入りの服を型紙のない状態から再現するのが課題です。
また自分自身が着用するのでモデルは今回もいません。
いつもは型紙から洋服を作りますが、今回は洋服から型紙を作り、その型紙からさらに新しい洋服を作ります。
わたしがイギリスに居たときに行ったワークショップの一つが、まさしくこの課題のようなお気に入りの服から型紙を起こすものでした。
ワークショップの限られた時間内では、洋服から型紙を起こし清書を引き直すところまでで精一杯だったので、ソーイング・ビー参加者たちが完成まで持っていくの本当にすごいと思います。
ちなみにこのとき学んだ既製品から型紙を起こす技術は、自分や主人用のジャストサイズのTシャツを作ったり子供服を作ったりするのに今も使っているので、行って良かったワークショップの一つです。
リンダは持参した布では長さが足りず、急遽スタジオにある布を使うことになりました。
精神的な動揺もさることながら、元々の布と伸縮性が違うので心配です。
チネロは大量のオーガンザを縫い付けてゴージャスな装飾のついたドレスをつくります。
パトリックもクレイジーと言っていましたが、間に合うのでしょうか。
ヘザーのドレスはシンプルがゆえに縫製の正確さが求められますし、タマラはパーツ数の多いヨガウェアをきちんと構成しなおさなくてはなりません。
四者四様の洋服ができ、審査のポイントもそれぞれ異なるものになりそうです。
優秀作品と脱落者
優秀作品はタマラのヨガウェアです。
完璧な複製技術と縫製のテクニックでした。
脱落者は…、リンダでした。
誰が落ちてもおかしくない今回の準決勝でしたが、リンダは最後の課題のミスが大きく響いたようです。
いよいよ次回は決勝戦です!
次回はこちら。
それでは。
COMMENT