今日はイギリス人流雨のやり過ごし方の話です。
ロンドンでは雨が降っても傘をさしません。
日本人だったら普通に傘を指すレベルでざーざー降っていても傘を使うことは稀です。
ではどうするのかというと、アウターのフードをかぶってやりすごします。
たしかに頭が濡れるのは防げますが、手や洋服は濡れてしまいますよね。
しかしこれがイギリス人流です。
ロンドンの天気はとにかく変わりやすく、今雨が降っていたとしても10分後には止んでいるなんてことはよくあります。
なので傘なんて嵩張るものはわざわざ持ち歩かないらしいです。
実際にロンドンでは傘をさしている人なんてほとんど見ることはなく、そんな中傘を使うのはいかにも外国人ですと言っているようで恥ずかしかったので、私もロンドンで傘を使ったことはほとんどありません。
霰が降ってもフードでやり過ごしました。
フードのない洋服だったりフードで防ぐどころではない土砂降りの雨が降ってきたときなどには近くの店に駆け込んで雨宿りをする人々の姿もよく見られました。
突然の雨に降られてびしょびしょになった人たちが、店内の商品を見るでもなく店の入口にたむろすることになるのでさぞ邪魔だろうと思うのですが、店員さんも特に気に留めるでもなく、客も悪びれるでもなく、雨の勢いが収まるまでじっと待っていました。
これもイギリス流なのかもしれません。
ロンドンへお越しの際は、折り畳み傘を荷物には入れずイギリス流に雨をやり過ごしてみるのはいかがでしょうか。
それでは。
COMMENT