イギリス・ロンドンのテディベア即売会のはなし① ハグレッツテディベアフェスティバル

海外生活のはなし
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今日はロンドンで毎年2回開催されるテディベアの即売会の話です。

ロンドンで私が楽しみにしていた催し事の一つに、テディベアの即売会であるHugglets teddybear festivals-ハグレッツテディベアフェスティバルがあります。

ハグレッツというイギリスのテディベアメーカーが主催のこのイベントは、毎年2月と9月に開催されイギリスのみならずヨーロッパ中からテディベア愛好家たちが自作のテディベアを持って来て出店し会場で売買を行うというものです。

Welcome to Hugglets Teddy Bear Fairs & Hugglets Teddy Bear Guide
Hugglets Teddy Bear Fairs feature 170+ bear makers from all over the world. The Hugglets Teddy Bear Guide is the essenatial ressource for teddy lovers.
会場展示より

日本人の出展者さんもいらっしゃいました。

いくつかに分かれた屋内のホールには長机が並び、皆思い思いに自分のスペースを飾り付けます。

まさしくテディベアのコミケだと思っていただければいいです。

売られているものはテディベアの他にテディベアの写真集や、作り方の本、オリジナルの型紙、ファーやガラス眼・ワッシャーなどの素材など様々です。

私はイギリス在住中に計3回行きました。

くまのぬいぐるみが好きなのでめちゃくちゃ楽しかったです。

というわけで3回行ったので複数回に分けて紹介の記事を書いていきたいと思います。

そもそもこのイベントの存在を知ったきっかけはロンドンに来たばかりの9月、ロンドン観光がてらイベントカレンダーを眺めていたら記載があったからです。

ロンドンの高級住宅地であるケンジントン地区のタウンホールにてその催しは行われます。

入場料は4ポンドですが、5.95ポンドのパンフレットを購入すると2月と9月両方の入場チケットがついているのでお得です。

1冊で2人まで入場できます。

7mmくらいある結構厚めのパンフレット(左)と貰ったリーフレットたち

入場チケットはパンフレットの1ページをちぎって使う仕様で、裏には住所や名前などを書く欄があります。

どうやら閉会間際になるとこの回収済みの入場チケットを使ったくじ引きがあって、豪華景品などが当選するらしいのですが閉会間際までいたことも当選したこともないので詳しくはよくわかりません…。

ただ1回目に行ったときに記入した住所を基に次年度の入場チケットつきパンフレットが自宅まで郵送されてきたのでちゃんと記入しておくにこしたことはないかもです。

私も主人もそれぞれ住所を書いたはずなのに1冊だけ郵送されてきたあたり、これがなんかしらに当選して送られてきたプレゼントなのかみんなに送っているものなのかは不明です。

パンフレットがタダでもらえたということは以降2回のテディベアフェスティバルで入場料を払う必要がないということなので嬉しいのは嬉しかったのですが、そんなサービスして大丈夫…?採算取れてる…?と心配になったりしました。

さて入場料を払い入場するとさっそく長机に並べられたテディベアの数々が目に入ってきます。

もとがタウンホールなので決して広いわけではないのですが、いくつかに分かれたホールのそれぞれにテディベアがたくさん出店されている様はとても壮観です。

展示品や売約済みでない限り値札もついているので、お気に入りのテディベアが見つかったら是非購入しお迎えしてみるのも良いでしょう。

また、ブースの写真を撮る際は”Can I take photo?”などと一言声をかけるのをおすすめします、みな快くオッケーしてくれました。

なおカード払いが主流のロンドンですが、この即売会の中では現金払いしかできないところの方が多いです。

私はこのテディベアたちが一番のお気に入りでした。

着いた時にはいつも売約済みになっているこのテディベアたちは、皆1点物のアンティークな服を身にまとっていてとてもオシャレです。

作家さんはロシアの方でInstagramにて製作の様子などを見ることもできます。

一方で初回のテディベアフェスティバルで私が買ったのはこの小さなワイヤーモールでできたテディベアです。

となりのサイダーの王冠と比べてもらうとその小ささがわかるかと

おじいさんとおばあさんがやっているブースで、くまの他にもいろんな小さな動物たちが並んでいてどれもとても可愛かったです。

青い服を着ているのと、ハグレッツテディベアフェスティバルが行われるここケンジントン地区にはかつてQueenのフレディ・マーキュリーが住んでいたらしいので、このくまちゃんの名前は「マーキュリーちゃん」と名付けました。

初回のテディベアフェスティバルで買ったものはこれだけです。

皆手作りで1点もののテディベアなので、結構いい値段するんですよね。

それに手芸心が騒ぐというかなんというか自分でテディベアを作ってみたいという欲の方が勝ってきまして…。

先にも述べた通りテディベアフェスティバルではテディベア用の資材を専門に扱う店もいくつか出店しています。

左手奥に見えるのが資材屋さん、カラフルなファー生地を多数取り扱っています

なので次回2月のテディベアフェスティバルまでに自分が作りたいテディベアの構想を立てておくぞ!と心に誓ったのでした。

ところでこのハグレッツテディベアフェスティバルはテディベア愛好家以外には知名度が低いらしく、ロンドン在住の知人は皆このようなイベントをやってるなんて知りませんでした。

こんなに可愛らしくて楽しいお祭りなのに!

今年は新型コロナウイルスの影響で2月ではなく4月3日に開催されるようなのでお近くにお住まいの方は是非行ってみてください。

私も3回と言わず行けるものなら毎年行きたかったです。

日記より

次回はこちら

イギリス・ロンドンのテディベア即売会のはなし② ハグレッツ
今日は前回に続きましてハグレッツテディベアフェスティバルへ行ったよの記事の2回目です。前回はこちら。はじめてのテディベアフェスティバルで興奮しロクに何も買わないまま帰った前回とは違い、2019年2月...

それでは。

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