買って良かったもののはなし フットコントローラー

作ったもののはなし
作ったもののはなし

今日はやっとミシンのフットコントローラーを買いましたの話です。

フットコントローラーとは

私が使っているブラザーのコンピューターミシンとの付き合いはかれこれ10年になるのですが、この度やっとフットコントローラーを買いました。

フットコントローラーとはミシンのスタートストップを足踏みで制御できる機器です。

イギリスでワークショップに行った時に気づきましたが、イギリスでは当然フットコントローラーも靴を履いたまま踏みます

学校の家庭科の授業で使ったことがある方も多いのではないでしょうか。

なぜ今まで持っていなかったのか

そんなフットコントローラーですが、私は今まで持っていませんでした。

理由としては2つありまして、私は昔座椅子に正座で座ってミシンを使っていたのが1つ目の理由です。

正座だと膝でフットコントローラーを押せばいいんですかね?

とにかく正座スタイルとフットコントローラーをどう共存させればいいか分からず必要としていませんでした。

次にミシン付属のスタート・ストップボタンで事足りたというのがあります。

タの文字が擦り切れてます

そもそもフットコントローラーって別売りのオプションなんだ…とはじめは驚き、なるほど確かにスタート・ストップボタンだけでも十分縫えるじゃん、ならわざわざ別売りの買わなくて良いかな~と思っていました。

こんな感じで、フットコントローラーがあると便利なのは分かっていましたが、なんとなく必要としないままずるずると10年以上経ってしまっていたわけです。

買おうと思ったきっかけ

調べてみるとフットコントローラーはあるとやっぱり便利、というかむしろ必需品でしょ!という声もやはり多く、ちょうど楽天スーパーセールをやっていたのでブログの記事にもなりますし買ってみることにしました。

フットコントローラーの選び方

我が家のミシンの型番はCPS42なのですが、10年前のミシンですし対応するフットコントローラーいまだに売ってる?と不安になりましたがちゃんと売っていました。

フットコントローラーにもいくつかタイプがあり、うちのミシンはフットコントローラーの差し込み口付近に「T,P,Sタイプに対応」みたいなことが書いてあったのでそのタイプのフットコントローラーを買いました。

こんなところにフットコントローラー差し込み口があるなんて10年間知らなかった

買ったのはこれです。

フットコントローラーはOEM品ですが、ミシンの必需品とも言えるボビン10個セットとミシン針の替えがついてきてこの値段は、普通にフットコントローラーを買うのより安くお買い得でした。

正直通電して使うその瞬間まで本当に使えるかどうか不安でしたが、ちゃんと使えました。

フットコントローラーの良いところ

両手が開く

手でわざわざスタート・ストップボタンを押す必要がないので、縫い始めから縫い終わりまで両手が開くので便利です。

開いた両手で布をしっかり押さえることができるので、ミシンで正しいラインを縫う精度も上がったような気がします。

スピード調整ができる

踏み込む強さによってスピード調整ができるので、ここはカーブでちょっと難しいからゆっくりめ、ここは直線なので爆速という使い分けが簡単です。

ミシン効率が上がった

両手が開き、スピード調整も安易になったためミシンの効率や作業速度は上がりました。

もっと早く買っておけば良かったです。

フットコントローラーに戸惑うところ

スピードの最大速=スピードメモリの位置である

フットコントローラーを使ったばかりのころ、「あれ?なんか縫う速度遅くない?」と思っていました。

それもそのはず、フットコントローラーを最大限踏み込んで出る速さ=スピードメモリの位置の速さなので、ビビッて浅く踏み込んでいるだけじゃ全然速さが出ていなかったんですね。

スタート・ストップボタンを手で押す癖が抜けない

フットコントローラーを差した状態でスタート・ストップボタンを押しても、ミシンはエラー状態になり動かすことはできません。

つまりフットコントローラー経由でしかスタート・ストップができません。

にもかかわらず10年培ってきた癖はなかなか抜けないもので、いまだに右手でスタート・ストップボタンを押そうとしてしまいます。

ただただ無駄な動作なので、早く新しい環境に慣れたいです。

というわけでフットコントローラーめっちゃ便利ですね。

なんで今まで買わなかったんだろう…?

ドール服のディーラーさんなどミシンを使う機会が多い人は是非持っておくべきだと身を持って感じました。

それでは。

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