今日はソーイング・ビー5、第十三回放送の感想です。
過去シリーズのソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。
前回はこちら。
型紙の課題
今回のテーマは厚手の生地と冬物です。
課題はフランネルシャツという、厚手のチェック模様のシャツです。
チェック柄は完璧に柄合わせすることが求められます。
日本だと理系大学生のファッションのイメージがあるフランネルシャツですが、本来は林業従事者の作業着だったようです。
過去シーズンでもシャツの課題は何度かありましたが、袖口までしっかり仕上げなければならないシャツの課題は珍しいですね。
ヨークも仕上げなければなりませんし、かなり盛りだくさんな課題な印象です。
ヨークは私も縫ったことがありますが、ブリトーのように巻くこの方法ではやったことがないので、新鮮な気持ちで巻き巻きされるさまを見ました。
ファリーは柄合わせに夢中になり作業が遅れてしまっています。
初期のファリーと言えばこだわるあまりに課題を完成できないことが多く、最優秀賞をその後何度も連続で貰うことが信じられないほどでした。
参加者がたった6人になった今回、またその悪癖が復活してしまったようです。
シャツと言えば襟の構造も複雑ですが、ダミアンは「こういう襟は縫ったことがある」ので「作業をちょっと省略してみる」そうです。
またそんなことして…、審査員に怒られますよ!
ボタンの個数まで完璧に完成させられたのは、セリーナ・アンドリュー・レベッカ・ダミアンの4人でしょうか。
やることが多く、大変な課題だったことが伺えます。
最下位はファリー。
未完成ではしかたありません。
1位はセリーナでした。
完璧な出来でした。
ダミアンはここにきて2位まで上がって来ました!
襟を省略しなければ1位だったかもしれませんね。
リメイクの課題
様々な素材のマフラー・ストール・スカーフなど5枚まで使って、大人の服を作るのが課題です。
素材が平べったい布状のものなので、私だったら前回のベストの課題のように型紙を作って切り出して作りますが、参加者は皆マネキンに巻きつけながらフリーハンドで作っています。
個性的な柄物やファーなどが多いので審査員もやりすぎないことが大切と言っていました。
初期のリメイクの課題でのダミアンといえば、余計なフリンジなど飾りをつけて酷評されることが多かったのですが、今回も悩んで悩んでビジューや造花などたくさん飾りをつけていました。
ファリーと言い、今回は大会初期の悪癖が復活する回ですか?
果たして審査員の評価はいかに…?
アンドリューの毛糸のワンピースが、色合いや素材の組み合わせが、ばらばらの素材を組み合わせたとは思えないほどまとまっていて好きです。
案の定というか、ダミアンの作品は「飾りが合っていない」「ストールから変わっていない」「途中でさぼっていたの?」とひどい言われ様です。
なんとなく分かっていたとは言え、こんなん言われたら泣いちゃいます…。
最下位はダミアン。
ストールから変身させる工夫が足りませんでした。
1位はファリー。
型紙の課題の最下位から一転して首位に躍り出ました。
次回は「冬のパーティドレス対決」です。
パーティドレスということで、エズメ好みの大きなリボンの飛び交う回となりそうですね。
次回はこちら。
それでは。
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