今日はソーイング・ビー5、最終回である第二十回放送の感想です。
過去シリーズのソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。
前回はこちら。
リメイクの課題の結果発表
3位はレベッカ。
どの服も素晴らしかったですがインパクトに欠けました。
1位はラフでした。
とても楽しそうな服でした。
ラフはリメイクの課題で初めて1位をとりました。
最後の課題
いつも通り参加者の友人がモデルを務めます。
このために1週間の自主隔離までしてもらったそうです。
作るのはレッドカーペットにふさわしい肩の開いたイブニングドレス。
練習と裁断は予め済ませています。
レベッカは花柄のスキューバ生地を使います。
レベッカと言えば花柄ですよね、作家性のあふれたドレスになりそうです。
セリーナはチュールを使いふんわりとした黄色いドレスを作ります。
大量のチュールをとても長い距離(16m!!)ギャザー寄せしなければならなそうです。
シンプルな見た目とは裏腹にとても大変そう…。
ラフは「嵐が丘」のミュージックビデオでケイト・ブッシュが着ていたようなドレスを作るそうです。
アルミ素材を彷彿とさせるシャカシャカした赤い印象的な生地にプリーツをたくさん入れ、立体的な構造のドレスを作ります。
私はレベッカのドレスが好きです。
きちんとした柄合わせ、長いすそ、モデルにフィットしたすらっとしたシルエット、とても素敵です!
恒例の脱落した参加者たちが集まってのパーティも、今回はリモートにて行いました。
優勝者の発表
シーズン5の優勝者は…セリーナでした!
シーズン初回から卓越した技術を持ち、最後には自分の殻を脱いで新たな作品を作りだしました。
納得の結果です。
エズメも天から与えられた才能と大絶賛です。
参加者のその後がダイジェストでいつものように語られました。
さてさて今回のシーズンもとても楽しいソーイング・ビーでした!
セリーナやラフのようにはじめから高い技術力を持ち順当に勝ち進んだ参加者がいる一方で、ファリーやダミアンのような波があるというか初回の印象では終盤までは残らなそう…と思われていた参加者がファイナリスト手前まで勝ち残ったりと、とても味のある大会でした。
また、どうやら勝ち残った参加者は数か月単位の隔離生活を行いながら撮影を続けていたようですし、資材の入手方法も実物を見られない通販に頼らねばならず、かなりハードだったと思います。
こんな情勢のさなかでも年一のペースを崩さず撮影をしたスタッフと誰一人欠けを出さなかった参加者はとてもすごいです。
2020年に撮影し放送は2021年と、イギリスにとって最もコロナが大変な中で行われたソーイング・ビーは、参加者のレベルの面でも衛生対策の面でもきっと歴史に残ることになるでしょう。
イギリス本国ではこの次に当たるSeason8も放送済みなので、日本でもまた1年後ぐらいに翻訳され放送されると思います。
そちらもまた楽しみです。
それでは。
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