イギリスでロイヤルメールの郵便事故に遭ったはなし

海外生活のはなし
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今日はイギリスで郵便事故にあった話です。

イギリスの郵便事業を担っているRoyal Mail-ロイヤルメールは紛失や盗難などの郵便事故が頻発することで有名です。

特にクリスマスシーズンなどに紛失が多発するそうで、中身がギフトカードなど金銭価値のあるものなので配達員がちょろまかしているのでは…?という噂もよく聞きます。

そんな日本郵便とは比較にならないほど悪評高いロイヤルメールですが、イギリス国内の郵便事業をほとんど担っているのがロイヤルメールなのも事実なので利用は避けられません。

ということでイギリスのAmazon、AmazonUKで購入したスキー用手袋をロイヤルメールで返送した時の話です。

ことの起こりはAmazonUKで買ったスキー用手袋が、商品詳細に書かれているものとスペックも見た目も全く違うものが届いたことから始まります。

Amazon経由で業者にメッセージを送りクレームをつけたのですが、業者の言い分は「写真と同じ物を送りました!なので返品返金には応じません」の一点張り。

実際はスキー用手袋であることとと色が黒なことぐらいしか一緒じゃなかったです。

埒が明かないので今度はプラットフォームであるAmazonにメッセージを送ります。

内容は「注文したものと違う商品が届いたが、業者が悪徳で返品返金に応じてくれません」とでも(英語で)書けばよいでしょう。

幸いAmazonが返品返金処理をしてくれるようなので、送り状を印刷し貼って指定の住所まで送り返すよう指示されました。

ここまでは日本のAmazonでの返品返金処理とだいたい流れは同じだと思います。

私も、個人サイトではなくAmazon経由での買い物で良かったなあなんて呑気に思ったりしてました。

荷物が届いた時と同じように手袋を封筒に詰め、印刷した送り状を貼って郵便局へ持っていきます。

郵便局の窓口は一つしか開いてないことも多いので、行列に並んで待ちましょう。

自分の分になったら荷物を発送したい旨を伝えます。

窓口の人に「シグネチャーはいる?」と聞かれシグネチャーってなんだっけ…署名だっけ…配達記録有りか無しかみたいなこと…?となりながらしどろもどろで「Yes.」と答え、続いての「中身はなに?」との質問にも手袋は…glovesで…グローブは日本語読みだからえっと…「グラブズ」となんとか答えて送料4.45ポンドを払って発送は終了です。

先述の通り窓口は1個しか開いておらず私の後ろにもお客さんは並んでいるので、悠長に英語の意味をスマホで調べている時間はなかったです。

追跡番号などはレシートに書いてあるので大切に取っておきましょう。

違うのはここからで、なんと返品にかかる送料はこちら持ちです。

50ポンドそこらの手袋を送り返すのに4.45ポンドかかりましたが、この4.45ポンドは帰ってきません。

なので返品返金処理は消費者も損をする仕組みになっています。

シグネチャー有り、つまり配達記録付きにしたのでこの値段ですがシグネチャー無しならばもう少し安いようです。

とっさにYes.と答えてしまったから高い方になっちゃったけど配達記録なんて無しで良かったなあと少し後悔しましたが、これが実はファインプレーだったと発覚するのはこの1か月後のことです。

1か月後何が起こったかと言いますと、追跡番号を入力して荷物がどうなったか確認してみるとなんと発送したはずの手袋がいまだ到着していません。

なので当然Amazonからの返金もされません。

これはもう、ロイヤルメール名物の荷物の紛失、つまり「郵便事故」です。

幸いにも郵便局に荷物を預けた証拠であるレシートと途中で荷物が行方不明になった証拠である配達記録があるので、これらを合わせてロイヤルメールに問い合わせです。

するとロイヤルメールから紛失してごめんねという旨のメッセージが送られてきて、しばらくすると商品代金+送料が支払われました。

つけててよかったシグネチャー、です。

結果的に本来ならば支払われないはずの送料も含めてロイヤルメールが補填してくれたので良かったですが、Amazonや手袋の業者からすると返品したいとクレームつけてきたくせにいつまで経っても手袋送ってこないやんけ!って感じでしょうし、できれば郵便事故なんてイベントはもう二度と遭遇したくないです。

もちろん、商品詳細と別のものを平気で送りつけてくる業者にも二度と会いたくないですが。

とここまで書いたのですがこれを書いている今現在、日本からAmazonUK経由で買った荷物がまだ届いていません。

2月7日に注文し2月18日までに届くよとのことで、このコロナ渦でイギリスから日本までそんな早く届くの?本当に?と思っていたのですが案の定というかなんというか…。

AmazonUKのページのステータスは、今日届くよ!(2月18日)→今日の夕方8時までに届くよ!(同18日昼過ぎ)→ごめんね、途中まで来てるんだけど遅れてるんだ…(19日以降)となっています。

その下にはDeliver By Royal Mailの文字。

ロイヤルメールさん??????

果たして私が頼んだ荷物は無事届くんでしょうか?

国際郵便であれば25営業日をすぎないと郵便事故にならないらしくまだクレームもつけられないので、しばらくはおとなしく待つしかないようです。

この続きは、また荷物が届いたか紛失したかがはっきりしたら記事にします。

(追記)届いたので記事にしました。

AmazonUKから日本へ海外通販したはなし
今日は日本からイギリスのAmazonで買い物をした話です。イギリスに住んでいたときはよく利用したAmazonUKですが、日本国内からも利用できます。イギリスからはるばる日本まで飛行機で来るので送料は割高です...
これはお隣アイルランド・ダブリンで見た緑色のポスト。イギリスのポストは形はこのままですが色は日本と同じで赤色です。

それでは。

【ネコポス便】イギリス ロイヤルメール タイプ サコッシュ WAIPER.inc WP53

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