今日はイギリスで買った手芸道具の話です。
同じくイギリスで買った手芸箱の話はこちら。
イギリスに住んでいた時裁縫のワークショップに行っていたのですが、そのときの授業の一つに「既製服から型紙を起こす」というものがありました。
自分のお気に入りの服を何着か教室へ持って行って、先生に教えてもらいながら大きな製図用紙にその服の型紙を起こす方法を学ぶといったものです。
私は「洋服を何着か持って来ること」という注意書きを読み飛ばした結果、そのとき着ていたジャケットを脱いで授業に臨むことになったのですが、そのときに教室で使用した道具にこんなものがありました。
手芸用の製図用曲線定規です。
だいたいのカーブが備えられているので、肩や襟ぐりなどのカーブはこれを用いると簡単に引けますし、1㎝内側にラインもひかれているので縫い代を取るのも楽ちんといった代物です。
これがとても便利だったので、是非とも同じ物が欲しい!
日本に帰れば日本のメーカー製のが手芸屋で簡単に買えることは想像に難しくありませんが、せっかくだしイギリスで、英語だけ書かれたやつが(かっこいいし)欲しい!
ということでロンドンで行きつけの手芸屋、といっても2店舗しかないのですが、に探しに行きました。
ここと
ここですね。
イギリスの手芸屋は、日本の手芸屋のように手芸に関してはなんでも揃っています!という店は少ないです。
なので手芸用曲線定規も、片方の店舗にしか置いてありませんでした。
予想ではジョンルイスの方にありそうだなと思っていたのですが、実際はそうではなくMacCullochの方だったのは少し意外でしたが、まあなんにせよあったし、買うか~と思い値札を見ました。
…50ポンド?!?
そんなにする???
50ポンド札と言えば、イギリスで一番大きな額の紙幣です。
つまり日本でいう一万円札みたいなものです。
さらにイギリス人にとっての50ポンド札の扱いは、日本でいう2000円札と同じような感じで、例えば小さなお店では使い道がない50ポンド札を支払いに利用しようとすると断られることもあるのだとか。
そんな50ポンドは現在のレートで8000円。
曲線定規がそんなにする?
さすがにプラスチックの定規一つにそんなには出せないですし、適正価格なのかどうかも分からなかったので、とりあえずその日は買わずに帰宅しました。
他で買うとして、候補はUKAmazonしか思いつきません。
送料かかるしなあ…と思いながら「sewing scale」で検索してみると、ちょうどワークショップの教室で使っていたものと全く同じ物を見つけました。
さらに、お値段なんと12ポンド。
やっす~~。
というわけで他のものと合わせて20ポンド以上(たしかAmazon発送の荷物は20ポンド以上であれば送料無料になるとかそんなんでした)にして、無事にゲットしました。
イギリスのお店って、店舗とネットショッピングとで値段が全く違うことがけっこうあります。
お買い物で損をしないためにも、おかしいな?と思ったら購入前にネットでもチェックしてみるのは大切ですね。
それでは。
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