ヨーロッパで経験したサマータイムのはなし

海外生活のはなし
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今日はサマータイムの話です。

サマータイムとは日照時間が夏と冬で大きく違うヨーロッパや一部アメリカの地域などで、日中の明るい時間を有効活用するために時計を一時的に進めることをいいます。

しかし春と秋に時計をずらすため一日が23時間や25時間の日が存在し、それも一部地域のみ(日本にはサマータイムないですしね)というのがなかなかに煩わしい、実情に即してないなどで欧州議会では2021年に廃止が可決された…はずなのですが、いまだ廃止の動きはすすんでおらず2023年現在もサマータイムは運用されています。

ヨーロッパでのサマータイム期間は3月末から10月末までです。

今年は3月26日からサマータイムの適用がされたようです。

私は海外生活中に2回サマータイムと通常時間の切り替えを経験しました。

はじめは日本人にとって全く親しみのないサマータイムにさぞ戸惑うことかと思っていたのですが、実際はあまりそんなことはありませんでした。

というのも、時間の確認をいつもスマホで行っていたからです。

ほとんどのスマートフォンはwifiや携帯の電波が繋がっている限り自動でその土地の時刻を取得して反映してくれます。

カメラ機能からなにからスマホに頼り切った現代人にとっては、春ごろは睡眠時間の1時間短い日が一日あって、秋ごろは逆に睡眠時間が1時間長くとれる日が一日ある、その程度のものかもしれません。

もちろんアナログの時計や通信を切った状態の携帯ではそうはいきませんので、自分で調整する必要があります。

私はイギリス在住中の携帯会社は3(=スリー)を使っていました。

3はだいたいのヨーロッパがローミングフリー(=イギリスから出ても追加料金なしで変わらず使える)だったので、海外生活中に携帯の電波が切れている状況というのはそれこそ飛行機が飛んでいる最中のみという状況でした。

もしこれから海外に行かれる人がいて、海外でも自由に使える電波環境(空港で借りられるポータブルwifiなど)があれば同様の環境なので問題ないかと思いますが、そうでなく適宜商業施設のフリーwifiを捕まえる予定だったりずっと機内モードにしておく場合は、時刻の反映が正しく行われない場合があります。

なのでサマータイム移行時、特に時差のある地域へ行く場合はは注意が必要です。

イギリスはだいたいのヨーロッパの国と1、2時間の時差があり、サマータイム移行と海外旅行が重なったりするとなんかもうわけわかんなかったので、私は完全にスマホに表示される時刻に頼りきりでした。

ドイツのホテルにて。サマータイムが終わるので午前3時になったら時計を午前2時に戻してねとのこと

それでは。

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