バレンタインデーなのでイギリス・バーミンガムにあるチョコレート工場のはなしです。
ロンドンから電車で北西に2時間弱ほど行ったところにバーミンガムはあります。
バーミンガムは職人の街として有名です。
宝石細工やペン先などの細かい技術を必要とする産業で発展し、今もミュージアムなどでその軌跡を見ることができます。
そんなバーミンガムにある有名な観光地の一つがキャドバリーチョコレート工場です。
イギリスの紫色のチョコレートメーカーであるキャドバリーは、あの映画「チャーリーとチョコレート工場」のモデルになったともいわれる会社です。
チャーリーとチョコレート工場 (吹替版)バーミンガム地方にあるのですが最寄り駅はバーミンガム駅ではなく、バーミンガムから電車で30分ほど行ったボーンビルというところになります。
駅やキャドバリーを指す看板がキャドバリー色=むらさき色なのでとても分かりやすく、この土地はキャドバリーを中心にして発展してきたんだなという歴史が伺えます。
駅から10分ほど歩いてキャドバリーワールドに着くと、そこにはキャドバリーの歴史を学べるボーンビル資料館や4Dのミニシアター、チョコレートエキシビションという体験型の観光施設などがあります。
チョコレートエキシビションは順路を歩きながら展示などを見て進むアトラクションです。
チョコレートの歴史を学べるミニムービーやキャドバリーの昔のポスターの展示、写真を撮ってオリジナルパッケージのチョコレートを作れる(有料)コーナーなどありなかなか楽しかったです。
なによりイギリスらしい、というか映画「チャーリーとチョコレート工場」を思い起こさせたのはマジカルキャドバリージャーニーという乗り物のアトラクションです。
こんな小さな車に乗って、
こんなコースを進んでいきます。
ディズニーランドの同じようなアトラクションと決して比べてはならないほど体験時間は短いですし正直言ってしょぼいのですが、このなんとも言えない奇妙なキャラクターたちと紫色の照明を浴び続けたら映画「チャーリーとチョコレート工場」のような奇妙なストーリーが頭に浮かんでくるかも…という気持ちになってきます。
なにより乗り物から降りた時にはこのカカオのキャラクター(チャックルビーンズというらしいです)のことをちょっと好きになってました。
ずっと香っているチョコレートの甘い匂いも相まってハイな気分になること間違いなしです。
体験の最後には出来立てチョコレートを食べられるコーナーもあります。
道中でやたらと貰えるチョコレート菓子や、ショップで買ったお土産なども併せると結構お腹いっぱいになるかもしれません。
キャドバリーワールドの入場は予約が必要です。
また多くのヨーロッパの観光施設がそうであるようにオンラインでチケットを買った方が安いので、予め時間を決めてチケットを買っていくのをおススメします。
料金はオンライン価格で大人19.95ポンド、子供は14.73ポンドですが、4人以上の家族用のお得なファミリーチケットなどもあるようです。
それでは。
キャドバリー デイリーミルク 50g×12本
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