イギリス生活における家電事情のはなし

海外生活のはなし
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今日はイギリスの家電製品についてです。

イギリス生活中に現地で買った家電は、湯沸かし器・ドライヤー×2・アイロン・ワイヤレスイヤホンぐらいしかありません。

イギリスと日本とでは電圧とコンセントの形が違うため、日本にお土産で持って帰っても使えないためです。

ちなみにイギリスとイギリス以外のヨーロッパ間でもコンセントの形は違うので、コンセントの変換プラグは旅行の必需品でした。

日本はおなじみ板が2本並行に並んだA型、イギリスは板が3本のG型、その他ヨーロッパは丸棒が2本のC型です。

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こういうのを1つ持っておくととても便利です。

それ以外の家電はというと、日本から持って行ったものが少し、残りはフラット(イギリスではアパートのことをflatと言います)に備え付けてありました。

日本から持っていった家電はほとんどのものが変圧器を噛ませないとイギリスでは使用できません。

私の場合は、米を炊くのに必要である炊飯器とミシン2台が常に変圧器の差し込み口を占領していました。

その変圧器も重い・高い・帰国後は不用品・輸送に制約がつく・イギリスに行ってしまった後からでは購入不可能、など一筋縄ではいかず我が家では1つしか持っていなかったのでお米もキッチンではなくリビングで炊いていました。

理想としてはキッチンとリビングに1つずつ変圧器があるのが生活しやすいと思います。

一方でPCやスマホ、携帯ゲーム機などは海外電圧にも対応していることが多いので、変圧器ではなく変換プラグを噛ませるだけで使用可能です。

アパートに備え付けだった家電は洗濯機・冷蔵庫・オーブン・食洗機・セントラルヒーターという暖房器具などの大型家電で、こういうものは買ったり日本から持っていく必要がなく非常に楽でした。

ヨーロッパ特有の暖房器具セントラルヒーティングのコントローラー。これ一つで家中の部屋全部の温度調整を行います。

電子レンジはイギリスではマイナー家電の一つですが、運良く主人の職場の人が譲ってくれたのでそれを使っていました。

ガスオーブンがあるのでイギリスの家庭では電子レンジは1家に1台必要ないそうです。

電子レンジ、とっても便利なのにね。

また、夏場のイギリスは日本ほど暑くないためエアコンはありません。

窓を開けて扇風機があればつけてそれだけで夏場の暑さを凌ぎます。

というわけで現地で買った家電はわずかドライヤーと湯沸かし器とアイロンだけです。

これらはそんなに高いものではないのではじめから現地で購入するつもりで渡英しました。

帰国するときには処分することになるのでたった一年ちょいしか使わないのはもったいない気もするけれど、しょうがない…。

と思っていたのは最初のうちだけです。

ヨーロッパ、水が日本の軟水と違ってミネラルたっぷりの硬水なので湯沸かし器はあっという間にライムスケールという特有の水垢がびっしりとつきます。

除去するための専用洗剤なども売っていますが湯沸かし器を洗剤にバシャバシャつけおくわけにもいかず、結果湯沸かし器は使い捨て品だという結論に至りました。

ヨーロッパではお湯を沸かす用の鍋と調理用の鍋は分けるべし、なんていいますがこういう理由のためです。

またドライヤーですが上に2つ買ったとあるように、半年で壊れて使えなくなったので買い直しました。

アイロンに関しては日本のものと違ってかなり高温まで上がるため温度調整が難しく、私はよく布を焦がしました。

これらのものは帰国の際は引っ越し屋さんに処分を頼みました。

処分すると言いつつもリサイクルに出されたり欲しければ従業員さんが持って帰ったりすることもやはり多いようですが、もう帰国する人間にとっては必要ないものですしね。

そんなわけでイギリスでの家電事情の話をお送りしました。

イギリスで家電を便利に買うならここ!アルゴス!の話は次回に回します。

それでは。

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