イタリア・ローマのサンタンジェロ橋のはなし

海外生活のはなし
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今日はヨーロッパで1番好きな橋の話です。

サンタンジェロ橋とは

サンタンジェロ橋とはローマ、テベレ川にかかるとても美しい橋です。

テベレ川

橋の欄干には計10体の天使像が向き合うようにして並んでおり、橋を渡るとサンタンジェロ城へ行くことができます。

サンタンジェロ城は大昔135年にローマ皇帝のひとりハドリアヌスの霊廟として作られ、現在は博物館として運用されています。

サンタンジェロ橋の天使像が作られたのは17世紀のことで、バロック時代を代表する彫刻家であるジャン・ロレンツオ・ベルニーニによって作られました。

私がこの橋に行ったのは10年以上も前のことなのでその時の写真しかありませんが、是非この厳かで壮大な橋を見てください!

サンタンジェロ橋と奥に見えるのがサンタンジェロ城
天使像

さまざまな映画や漫画の舞台に

サンタンジェロ城やサンタンジェロ橋はローマにおけるとても有名で映える場所ですので、たびたび映画や漫画などの舞台として使用されます。

有名なものですと、トム・ハンクス主演の映画「天使と悪魔」ではサンタンジェロ城は秘密結社イルミナティのアジトとして登場します。

映画終盤ではサンタンジェロ城周辺でアクションシーンが繰り広げられ、サンタンジェロ橋は夜闇の中にあっても美しいと映画の内容そっちのけで感動しました。

荒木飛呂彦による漫画「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 黄金の風」では、ラストバトルの舞台がサンタンジェロ橋です。

そもそも私がサンタンジェロ橋に行きたい!と思ったきっかけがジョジョ5部の聖地巡礼目的だったりします。

原作のバトルをなぞるようにローマ中央あたりからサンタンジェロ橋までテベレ川沿いに歩いてみましたが、実際はそこそこ距離がありました(30分くらい)。

この距離を走りながら戦うの大変そうだと思いました。

また、吉田直によるライトノベル「トリニティ・ブラッド」では派遣執行官トレス・イクスがガリバルディ博士や兄弟機たちとともに立て篭もったとされる場所がサンタンジェロ城です。

このトリニティ・ブラッドというのは作者が亡くなってしまったため完結することのなくなった傑作で、私が学生時代に読み耽った思い出のライトノベルで、コミカライズもされています。

物語の舞台はイタリアに限らずヨーロッパ全土なので、海外生活中に訪れた色んな場所や名前などを見聞きするたびに、「これがトリブラ(=トリニティ・ブラッド)の元ネタか~!」と1人感動していました。

といろいろ脱線してしまいましたが、様々な思い入れも相まって巨大な天使像に見下ろされながら渡るこのサンタンジェロ橋は私にとって大好きな場所の一つです。

ローマへお越しの際は是非、教会やお城だけでなくサンタンジェロ橋も見に行って見てください。

天使像をたくさん写真に収めたいなら橋の外から写真を撮るのがおすすめ

それでは。

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