オランダで食べたストロープ・ワッフルのはなし

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今日はオランダのワッフルの話です。

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ワッフルと言いますと、格子状の模様が入った外はカリカリ中はふわふわのスイーツを思い浮かべる人が多数だと思います。

実際、ベルギーのワッフルはまさしくそんな感じです。

ベルギー、ブリュッセルで食べたワッフル

一方オランダのワッフルはストロープ・ワッフルと言い、薄べったくて固いものを指します。

直径10cm、厚さは1cm弱ほどで、結構日持ちがするので何枚も重ねられて袋詰めされたものが普通にスーパーなどで購入できます。

お土産やさんや、露店などだとかわいらしい缶とセットで売られていることもあります。

デルフトカラーでかわいい

日本だとドン・キホーテやコストコに売っていました。

キャラメルワッフルやオランダワッフルという名前で売っているお店もあるようです。

まるでクッキーやビスケットのようなこのワッフルは3層構造になっていて、ストロープ(=シロップ)が上下のワッフル生地の間に挟まれています。

このシロップがまた独特で、はちみつやメープルシロップのドロドロさというよりかはむしろ水あめに近いような粘性と硬さをもっています。

冬場なんかはめっちゃ固くて歯が折れるんじゃないかなと思いながら食べたこともあります。

東北地方に縁のある方はみずあめの挟んである南部せんべいを思い浮かべてもらえると、なんとなく近いかもしれません。

なのでアムステルダムではコーヒーなどホットドリンクの入ったカップに、蓋代わりにこのストロープワッフルを置いて1分ほどして柔らかくなってから食べるのがメジャーだそうです。

私もこの方法でストロープワッフルを食べてみたことがあります。

とても食べやすくなり美味しかったのですが、あまりに長時間温めすぎると今度は一転シロップがドロドロになってぽたぽた零れて大変になったのでそこは注意かもしれません。

これは露店で買った特大サイズのストロープワッフルです。

その場で焼いてくれる露店では、中に挟むものがシロップではなくチョコやキャラメルソースなどから選ぶことが出来ました。

焼きたてあつあつの特大ストロープワッフルもやはりチョコソースがだらだら垂れてきて大変な目をしながら食べた覚えがあります。

手がチョコレートまみれになったので店主さんに「何か拭くものってもらえません…?」と聞いたら「No!」と大笑いされながらもティッシュを貰えたので、オランダの人ってユーモラスだなあなんて思いました。

味はもちろんめっちゃ美味しいので、個人的にオランダ土産に何か買うならこれ以外ないと思っていたりします。

スーパーでも気軽に買えるストロープワッフル、オランダへお越しの際は是非食べてみてください。

それでは。

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