イギリス・ロンドンでのクリスマスの過ごし方のはなし

海外生活のはなし
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メリークリスマスイブ!

本日はイギリスでのクリスマスの日の過ごし方についてです。

クリスマス当日よりもクリスマスイブの日の方がお祝い感の強い日本と違い、イギリスでのクリスマスの本番は25日のクリスマス当日です。

ではイブの日やそれ以前の日はというと、教会でのクリスマスミサや職場や友人とのクリスマスパーティが行われます。

クリスマスミサでは神父様のお話を聞き、クリスマスの讃美歌を歌い、振る舞われたムルドワインやパイなどを食べることができます。

クリスマスパーティでは、キャンディ型のクラッカーを引いたり紙で出来た王冠を被って食事を楽しみます。

このように「家族以外の人たち」とクリスマスを祝うのが、クリスマスイブやそれまでの日の過ごし方です。

クリスマス準備でショッピングやクリスマスマーケットへ行くのもこの辺りです。

ではクリスマス当日はというと、この日は休日であり仕事は休みですしほとんどの店も閉まってしまいます。

デパートや飲食店はおろかスーパーマーケットも閉まっているので、知らずに旅行でやってきた人は食事をするのも大変だと思います。

楽しかったクリスマスマーケットも24日で終了しています。

普段は車の多い大通りもまるで歩行者天国のようにがらんとしており「信号が赤でも車が来てなかったら横断歩道を渡って良い」とされるイギリスでは、いつもは信号を待たざるを得ない道もこの日ばかりは自分のタイミングで行き来できることでしょう。

このように外出しても行くところのないクリスマス当日、人々は家で家族とゆっくり過ごします。

オーブンで焼かれるチキン

チキンをオーブンで焼き、クリスマスのケーキを食べ、プレゼントやメッセージカードを開け、午後3時からはBBCでクイーンズスピーチを聞きます。

バラバラになったチキン

イギリス人曰くチキンにかけるおすすめのソースはグレイビーソースで、かければかけるほどおいしいそうです。

ハインツ グレービーソース 300g
スーパーで買ってきたババロアのケーキ

しかし、クリスマス当日に働かなければならない人もいます。

そんな人々のために設けられるのが翌26日のボクシングデイです。

ボクシングとはクリスマスプレゼントの入った箱(box)であり、スポーツのボクシングとは関係ありません。

25日に働いてくれた使用人たちのために屋敷の主人が自らすべての家事をする日…というのが本来の意味なのですが、転じて現在は12月26日以降1月中旬まで続くバーゲンセールの行われる日とすることも多いです。

ボクシングデイのセールではその年のクリスマスに売れ残ったオーナメントなど飾りやラッピング用品、メッセージカードなどが安く売られます。

おすすはメッセージカードで、来年使う用にこの時にまとめて買っておく人も多いそうです。

店側もできればこのタイミングでで売り切ってしまいたい為、半額以下になっている場合もあります。

どうせクリスマスツリーは1月6日まで飾っておくのだし、気になっていたオーナメントを安く買うチャンスです!

またニューイヤーのセールも兼ねているので、欲しかったけどお値段が気になっていたあれやこれやを買う機会にもちょうど良いです。

私はJohn Lewisでずっと欲しかった手芸箱を買いました。

日本のクリスマスとは全く違うイギリスのクリスマスの過ごし方、いかがでしょうか?

もしクリスマス当日に旅行でイギリスに滞在する場合は、くれぐれも前日のうちに食品の買いだめなど済ませておいてくださいね!

それでは。

水郷のとりやさん 国産鶏肉 特撰 ローストチキン 丸蒸し焼き (小サイズ) 2~3人前 クリスマスチキン

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