今日はソーイング・ビー5、第十四回放送の感想です。
過去シリーズのソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。
前回はこちら。
最後の課題
課題はクリスマスやお祝いの席などで着るような冬用のパーティドレスです。
起毛素材のベルベットやブロケードなど冬物の生地を使うことで季節感を出すことが求められているようです。
長袖であることも重要ですね。
セリーナは届いたサテンが薄かったので裏面全体に接着芯を貼って使用します。
広い面積に接着芯を貼るのって結構重労働なんですよね。
どうやら事前準備で接着芯の作業は済ませているようで、そこは安心です。
当日の時間内だったら絶対間に合わないと思うので…。
ファリーとアンドリューは紫色のドレスを作ります。
が、パトリックは紫が嫌いらしいです。
ソーイング・ビーでは審査員の好みを把握しておくことが地味に重要ですよね。
アンドリューは届いたオーガンザがペラペラだったので別の方法でリボンを作ります。
接着芯を貼ってもオーガンザでは透けてしまうので致し方なし…。
でもオーガンザを2枚重ねにしたらいい感じにならないかな、と私は思いました。
セリーナといいアンドリューといい、通販で買った生地が想像と違ったため苦戦を強いられています。
コロナ渦のソーイング・ビーならではですね。
ファリーはベルベットの伸縮性に悩まされています。
音声ではベルベットと言っていますが、ファリーの手元を見る限り裏面がニットっぽいのでもしかしたらベロアなのかもしれません。
ベロアは表の質感こそベルベットとそっくりですが、編み地(ニット)なので余計に伸びやすい生地です。
ラフのドレスはどうやらきつかったようで、モデルがフィッティングする際に破れそうになってしまいました。
着ている感じだとそんなぴちぴちそうには見えないので、たぶんお尻でつっかえてしまったんだろうと思います。
プリーツを解くことで少しでも余裕をもたせるようです。
あと、お尻からではなく上から被るように着ることでも対策しています。
ダミアンはせっかく良い感じに作れたドレスをくちゃくちゃにして置いていたので「マネキンにかけろ」「自分でやれ」とパトリックに諫められてしまいました。
さすがテーラーの王様、洋服に対する愛情は誰よりも深いです。
でもダミアンも急いでるんだし、そんなに怒らなくても…?
私はダミアンのスーツっぽいドレスが好きです。
こんなに凹凸のはっきりしたモデルのボディにぴったり合わせてくるのはかなりの技術だと思います。
パトリックも絶賛ですし、先ほどの叱責は愛情の裏返しだったんですね。
最後の課題だけ異様に強いダミアン、このまま決勝まで行って欲しいです。
セリーナのドレスはシルエットがとてもかっこいいですが、やはり接着芯と生地の接着が甘いのが目立ってしまいます。
優秀作品と脱落者
優秀作品は、ラフのドレスでした。
私はてっきりダミアンだと思っていたので、参加者の「ダミアン…」「ダミアン、残念…」の声にはめちゃくちゃ同意です。
そして今回の脱落者は…、アンドリューでした。
モデルへのフィット感が甘く、リボンをうまくデザインに落とし込めませんでした。
正直私は、リメイクのアンドリューのワンピースはもっと評価されるべきだと思いますし、型紙の課題でのファリーの出来は看過されるべきではないと思うので、この結果はいささか疑問です。
しかしこれまでのシーズンから見てもだんだん決勝が近くなってくると、接戦の場合審査員は決勝で誰の作品を見たいかで脱落者を決めている節があると思うので、そう考えるとこの結果は妥当なのかもしれません。
次回は「ダンス用ドレス対決」、テーマは映画の世界。
参加者も残り5人となり、いよいよ準々決勝です。
次回はこちら。
それでは。
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