ソーイング・ビーSeason2第1話 感想

ソーイング・ビーのはなし
ソーイング・ビーのはなし

今日はソーイング・ビーSeason2の感想です。

ソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。

ソーイング・ビー(字幕版)シーズン2

さてSeason2では毎週の脱落者が2人→1人に減り、全8回の放送になりました。

初回のSeason1が好評で続編作成が決定したのが伺えますね。

司会者及び審査員はSeason1から引き続き、クローディアとパトリック、メイです。

型紙の課題と参加者紹介

課題はコットン素材のノースリーブトップスです。

イギリス、マンチェスターには多くの綿工場があったそうです。

マンチェスター科学産業博物館にて

またマンチェスターの人たちは働き者としてよく知られており、自分たちのことを働き蜂と称していたこともあり、マンチェスターのシンボルは今も蜂(ビー)です。

ジュリー

不動産会社勤務の女性。

為せば成るが座右の銘で、何事にも挑戦するのが好きです。

タマラ

10歳から裁縫をはじめた女性。

祖父母から続く裁縫好きの家系の生まれです。

リンダ

学習支援補助員の女性。

耳が不自由なため手話通訳者を伴っています。

デビッド

スコットランドヤード巡査の男性。

足が不自由なため松葉杖を使用しています。

チネロ

2年前に中古のミシンを買ったばかりの女性。

フリーハンドや型紙無しで洋服を作ることができます、すごい!

ジェニー

ソフトウェア企業で働く女性。

自分のウェディングドレスを縫ったそうです、すごい!

サイモン

ブラッドフォード産業博物館で働く男性。

美しい布が好きだそうです。

布オタクとして共感が持てるので、今シーズンの私の推しです!

セリーナ

たくさんの動物と家族と共に暮らす女性。

なんと裁縫歴は40年。

ヘザー

わんちゃんと夫と暮らす女性、犬型のピンクッションが印象的です。

裁縫の趣味や作った服のことをずっと内緒にしていたそうです。

クリフ

仏教系刑務所の元僧侶である男性。

裁縫歴は3年ですが精神統一をして作業に集中しています。

以上10人がSeason2の参加者です。

見返しにかける裏コバステッチとは、ひっくり返す前に裏地と縫い代の計3枚を縫い合わせる作業のことです。

これを行うことで着用時に裏地が表にはみ出たり、布が膨らんでダボつくことを防ぐことができます。

縫い代と裏地で長さに差があるので、できるだけ縫い目に近いところを縫う必要があります。

次の工程である、見返しを縫い合わせたあとにひっくり返す作業に皆苦労しています。

この工程は日本だと「どんでん返し」という名前がついています。

これをすると襟首と肩口がきれいに出るので、ベストを作る際などによく行う技法なのですが、確かに初回はなにがどうやら…とまどう作業の1つだと思います。

手縫いのボタンループはおそらくミシン糸を縫い針で編んでいると思うので、0号くらいのかぎ針を使えば簡単そうだなと思いました。

タマラは指示を無視して布のボタンループにしてしまいました。

型紙の指示に従わないとどうなるかは…。

指示にない飾りもいくつかついていますが果たして。

一足先に作業を終えたヘザーがマグカップ片手にお茶をしています。

この光景は今後のSeason2内で何度も見ることになる光景ですね。

完成していることが評価において重いウェイトを占めているソーイング・ビーなので、余裕をもって早く終えられるのはとても素晴らしいことです。

さて完成した服の講評です。

いつものようにパトリックの厳しいお言葉が飛び出します。

「この服を着て外出したくはないね」…こんなん言われたら泣いちゃう。

最下位はクリフ、未完成の洋服を提出した参加者は他にもいましたが、クリフが一番完成からは遠かったです。

1位はヘザー、お茶を飲む余裕もあり完璧な出来でした。

リメイクの課題

ウールのロングスカートをおしゃれに変身させるのが課題です。

イギリスと言えば羊ですし、羊毛から作られるウールはイギリスを代表する素材の一つですね。

Season2からリメイクの課題では審査員が別室待機をするようになりました。

誰が作ったものか分からないようにするためです。

私だったら切った裾を三角に切って縫い合わせ(ゴデと言うんですね)、ボリュームスカートにしたいです。

サイモンの三角形のリメイクかわいいですね!

なにより色のチョイスが良いです、さすが布オタク…。

最下位はクリフ、布のチョイスとウエストが残念でした。

1位はタマラ、ボヘミアン風のフリルが評価されました。

推しのサイモンは3位でした、やったね!この調子で頑張って…。

最後の課題

課題はシルク素材のネグリジェです。

ネグリジェといいつつ、キャミソール型の寝間着と言った方がイメージしやすそうです。

それにしても初回からシルクとは、扱いづらい布なのでとても大変そうです。

これは審査も大波乱の予感…なのですが…。

サイモンはこれまたきれいな布を持ってきましたね。

縦糸と横糸の色が違い、見る角度によって色が変わって見える玉虫色の生地です。

チネロは型紙なしでモデルの採寸を直接布に描きこんで布を切っています。

ナイジェリア式らしいですが、なにをどうすればそれで洋服が完成するのか全く想像できないのでめっちゃすごいと思います。

イギリスではシルクの寝巻にはレースが必須らしく?、多くの参加者がレースの縫い付けに時間をとられています。

それには最年長のクリフも例外ではなく…、自ら続けられないと判断しここで会場を去ることを選びました。

限られた時間内でプレッシャーに押しつぶされず完成させるのはそれほど大変なことなのでしょう。

そういえばSeason1であった高速手芸コーナーはイギリスの布産業の歴史講座にとってかわられましたね。

さて審査員の講評です。

クリフのネグリジェは質感が硬く、寝るときに着るものに適さないという評価でした。

柄や色など見た目の綺麗さに目をとられて、質感は後回しにしがちなの布オタクとしてすごい共感できます…。

チネロのネグリジェは、どうしてこれが型紙なしで作り上げられたのかわからないくらい本当に素晴らしいです。

未完成の所があるのが少し残念ですね。

さて途中退場者が出てしまいましたが、脱落者はどうなるのでしょうか?

優秀作品と脱落者

優秀作品はジュリーのネグリジェでした。

裾の処理の仕方など、審査員も文句ない出来でした。

脱落者は、…なしです。

クリフが自主的に退場したため、今週の参加者からの脱落者はありませんでした。

個人的にはもっとクリフのこと触れてあげてよう!と思うのですが、このドライ加減もイギリスらしさなのでしょうか。

予告を見るに次回は柄合わせに悩む回になりそうですね。

楽しみです。

次回はこちら

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それでは。

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