ソーイング・ビーSeason2第3話 感想

ソーイング・ビーのはなし
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今日はソーイング・ビーSeason2の第3話の感想です。

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ソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。

ソーイング・ビー(字幕版)シーズン2

サイモンが破れ8人になったソーイング・ビー、今回はストレッチ生地がテーマです。

型紙の課題

課題はマネキンにピッタリあったレギンスです。

ストレッチ素材、ニット素材とも言いますがミシンで縫う際には専用のミシン針を必要とするなど特別な扱いが必要な布です。

棒針編みのように糸同士が編まれて絡み合うことで布を作っているため、ミシン針によって糸が切れてしまうとそこからほどけてあっという間に大きな穴が開いてしまうんです。

レギンスは仕上がりも伸びる必要があるため、普通のミシンで縫いません。

ロックミシン(英語ではオーバーロッカーと言います)で端をかがると同時に、出来上がり線の縫合も済ませます。

我が家のロックミシン。イギリスで通っていたワークショップでも同タイプのロックミシンを使っていました(KagariではなくOverlockerと書いてありました)

布を切りながら縫うため失敗しても後戻りができず慎重な作業が必要です。

普通のミシンのジグザグ縫いでも布端のかがり縫いをすることはできますが、速度が全然違うのでロックミシンはあると確かに便利です。

ウエストには幅広のゴムを縫い付けます。

生地もゴムも両方伸びる素材なので、うまく伸ばしながらミシンで縫い合わせます。

伸びる素材を均等に縫うの難しいですよね。

2本針とはカバーステッチミシンのことでしょうか。

2本針で縫うときは当然上糸も2本持って来る必要があるんですね。

カバーステッチミシンは持ってないので、いつかは使ってみたいミシンの一つです。

時間に余裕をもって完成させたリンダ、余った時間で指示にないポケットをつけるジェニー、残りの作業に時間をとられる他の参加者などみなそれぞれですね。

審査員の講評がありまして、最下位はジェニー。

だぶつきが多く、ポケットも良い出来ではありませんでした。

1位はリンダ。

やはり時間に余裕をもって完成させた人は成績も良いです。

リメイクの課題

ブルーの大きなストレッチTシャツを劇的に変身させるのが課題です。

次回予告などでも大きく取り上げられていた編み上げのリメイクは一体誰のアイデアなのでしょう?

タマラの袖を襟にするアイデアはさすがですね。

独創性を求められるリメイクチャレンジにおいて開始2分でこれが出てくるんだからタマラは強いです。

編み上げはジェニーのアイデアだったようです。

ファスナーを使うのはデビッドも同じですが、その使い方や丁寧さもジェニーが一つ抜けているように思います。

さすが自分のウエディングトレスを縫っただけはあります。

セリーナはやはり子供服にリメイクです。

小さな子供服になるだけでかわいい~~!!とテンションあがってしまいますし、レオタードというのも素材とマッチしていて良いですね。

後ろのしずく型の開きもかわいい!

最下位はデビッド。

固いファスナーと組み合わせたことで布が伸びてしまいました。

1位はセリーナ。

ぴちぴちのミニ・マドンナはパトリックも着たいと思うほどでした。

個人的にはジェニーの編み上げがすごくよかったと思うんですが、審査員的にはそうでもなかったようです…。

最後の課題

ストレッチ素材のラップドレスが課題です。

ラップドレスとは韻を踏んでリズムを刻むドレスではなく、巻きドレスのことです。

巻きドレスなのでウエストなどのサイズ感はそこまで厳密には問われなさそうですね。

しかし素材がストレッチ素材なので、襟首から裾にかけてのラインなど伸びやすい箇所の扱いにとにかく慎重さが必要です。

今回のチネロは型紙を使わないようです。

ベルベットという起毛のストレッチ素材を使います。

ベルベットやベロアなどの起毛素材は布の向きによって光沢の方向も変わるので、ドレス全体を通して光沢の向きを合わせなければなりません。

ヘザーのピンクッションのわんちゃんの名前は「ホレイショ」だそうです。

ホレイショ!

気になっていたので助かります。

ラップドレスの襟がとにかく伸びやすくて危険という話が出てきました。

日本では伸び止めテープなども売っていますし、メイの言うようにストレッチ素材でない固い生地を挟んで縫うことでも伸びるのを防ぐことができます。

ジュリーはストレッチ素材とは全く違う質感である重いファー生地を合わせて縫っているため、生地の伸びが非常に心配です。

ヘザーはスカートを後ろ前反対に縫ってしまいました。

ロックミシンで縫っているため、リッパーで普通にほどくのは現実的ではありません。

布が小さくなるの前提で縫い代を丸ごと切り取ってやり直すしかなさそうです。

さて8つのラップドレスが完成しました。

チネロのドレスがめちゃくちゃ好きです。

刺繍を手縫いで縫い付けたのもすごく良いアクセントになっています。

このSeason2では最後の課題はいつもチネロが頭一つ抜けているように思えます。

優秀作品と脱落者

優秀作品はチネロのラップドレスでした。

いつも素晴らしい作品を作りながら、やっと優秀作品をとれてチネロも嬉しそうです。

脱落者は…、ジュリーでした。

今回は指示にしっかり従うぞと心に決めて挑みましたが、全体的に作品が奮いませんでしたね。

次回は子供服とプロムドレスが課題のようです。

子供服はセリーナが強そうですし、プロムドレスはまだ最終回ではないのに参加者の知人がモデルとして登場するようです。

次回も楽しみです。

次回はこちら

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それでは。

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