今日はドイツ・ミュンヘンにある妖精の城ことニンフェンブルク宮殿の話です。
ドイツの他の話はこちら。
ドイツの城と言えば、圧倒的に有名なのはシンデレラ城のモデルになったと言われるノイシュヴァインシュタイン城だと思います。
私も行きましたし、ミュンヘンからだと行くのが結構大変なわりに観光客が多くとても驚きました。
しかしミュンヘンには交通の便が良くて、素敵な城は他にもあります。
そもそもこの辺り、観光できる城がめちゃくちゃたくさんあって、いくつも城をはしごするならば絶対買った方がお得な40城対象のバイエルン城巡りチケットなんかもあるくらいです。
今回は、そのうちの一つニンフェンブルク宮殿を紹介します。
ニンフェンブルク宮殿とは
Schloss Nymphenburg-ニンフェンブルク宮殿とは、ミュンヘン中央駅から電車と徒歩でわずか25分で行けるバロック建築の宮殿です。
別名「妖精の城」と呼ばれ、その名の通り(ノイシュヴァインシュタイン城に比べたら)こじんまりとして妖精が住んでいそうな、白い外壁の美しい宮殿です。
ドイツの城はどこも名前が長くて言いづらいですが、よくゲームなんかで「ニンフ」って妖精キャラが出てきますよね?
あれと絡めて「ニンフ」ェンブルクだと覚えると分かりやすい気がします。
美人画ギャラリー
この宮殿で最も有名な展示は美人画です。
これはルードヴィヒ1世が集めたもので、その数なんと36人!
ひと部屋の中に6人ずつひとまとめにされ、6か所に飾ってあります。
美人画と言うだけあって本当に現代でも通用するような美人ぞろいで、ずっと見ていても飽きませんでした。
宮殿内のお土産屋ではこの美人画のポストカードも売っているので、お気に入りの美人さんを見つけるのも楽しいと思います。
美人画の展示の部屋には各美人さんの簡単な説明もあって、私が一番好みだと思ったこの人はルードヴィヒ1世の失脚の原因になった人だそうです。
その他の展示
他にもとっても大きいベッドや、
おしゃれな調度品、
ノイシュヴァインシュタイン城を作ったルードヴィヒ二世の生まれた部屋や外装同様真っ白でかわいらしい吹き抜けの通路など見どころはたくさんありました。
中庭
建物自体はそんなに大きくないニンフェンブルク宮殿ですが、その前には広大な中庭が広がっています。
よく手入れされた花壇や、白鳥がたたずむ池があり、天気が良い日には日向ぼっこをするのも楽しそうです。
敷地は大変広く、奥まった場所へ入るとこのように小川の流れるちょっとした森っぽい空間も楽しめました。
それでは。
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