今日は昨年出産後に腱鞘炎が辛かったのでヘアードネーションをした話です。
私は在英中も妊娠中もずっと髪を伸ばしていて長らくロングヘアーだったのですが昨年春にバッサリと髪の毛を切ることに決めました。
理由は手首が腱鞘炎で辛かったからです。
この頃私は子供が産まれて四六時中抱っこしていなければならず、慣れない赤ちゃんの抱っこに手首は腱鞘炎になりそれを庇うように抱っこすると反対の手がまた腱鞘炎になり…と負のループに陥っていました。
生まれたばかりの3~4キロの子供の抱っこがしんどかったなんて、子供の体重が12キロ近くある今からすると信じられないですね。しかし当時は抱っこで腱鞘炎が痛いのはもちろんのこと、ロングヘアーをゴムで束ねるために手首をひねるのが何より痛くて辛かったんです。
当時私は1番長いところの毛で1m弱あるスーパーロングヘアーでした。
ロングヘアーをショートの長さまで切るのははじめてではないのですが、いつも美容院で床に散らばるカットされた毛を見て漠然ともったいないなあと思っていました。
物語「賢者の贈り物」だとお金になるのに。
なので、もったいないし誰かの役に立つならばせっかくだし髪の毛の寄付、ヘアードネーションをしよう!と思い立ちました。
調べてみると方法も結構簡単でした。
ヘアードネーション用のカットをしてくれるか確認してから美容院の予約をします。
美容院ではヘアードネーションするのに問題ない長さ(31センチ以上)であることを確認したのち、ジョジョの奇妙な冒険5部の敵キャラのイルーゾォみたいに細いゴムで何箇所も髪を束ねられます。
マン・イン・ザ・ミラーとパープル・ヘイズ準備が整ったらいよいよカットです。
せっかくのロングヘアーの断髪なので自分でハサミを持って切りますか?と言われましたが私は未練がなかったのでやりませんでした。
切られた髪の毛は丁寧にテーブルの上に並べられ、袋詰めされたのち帰りに手渡されます。
寄付先への髪の毛の発送は自分で行います。
発送方法はレターパックなどの追跡可能なものを選びましょう。
レターパックの中には寄付する髪の毛、髪の毛のステータスなどを書き込んだドナーシート(ホームページからダウンロードできます)を入れます。
かつては切手を貼った返信用封筒を入れると「ちゃんと寄附を受け付けました」の証明としてシールを返送してくれたのですが、現在はデジタルの受領証に変更になったようです。
これにて寄付は完了です。
ね、簡単でしょう?
詳しくは自分が寄付したい団体のホームページなどをご覧ください。
というわけでヘアードネーションの話はここでおしまいです。
思いきって(わかる人にしかわからない例えで申し訳ないのですがアイドルマスターの三浦あずささんくらいの)断髪をした私は、ではどんな髪型にしますか?と美容師さんに聞かれこれまた思い切ってツーブロックをお願いしました。
理由は日本の夏が暑すぎて少しでも涼しい髪型にしたかったのと、内側のみ短く刈った隠れツーブロックにずっと憧れていたからです。
あまり歳取ったら女性でツーブロックとか出来なさそうだし今のうちにやっておこうと思って…と美容師さんに相談したら、「でも夏樹マリさんもいるしいくつになってもやっていい髪型だとおもいますよ!」と言われとても勇気が出た覚えがあります。
というわけで日本の夏の暑さがしんどいうちは夏場だけでも涼しいツーブロックでいたくてその後自分用のバリカンまで買ってしまいました。
日本の夏、暑すぎだもんなあ。
イギリスの夏、過ごしやすかったなあ。
それでは。
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