両面テープで作る豆本のはなし 前編

作ったもののはなし
作ったもののはなし

今日は最近はまっている豆本の作り方の話です。

豆本とは

豆本とは手のひらに収まるサイズの小さな本です。

今回は大きさ5.5cm×4cm、厚さ7mm弱の豆本をほぼ両面テープで作ります。

ボンドも使いますが、手が汚れるし使うのは1か所のみです。

表紙は布張りで行います。

ドール服を作るにも足りない大きさなのにもったいなくて捨てられないハギレがたくさんあるので、私はそれを使っています。

必要なもの

A4の紙

本文の紙になります。

今回はペラペラのものを使います。

厚い紙を使うと豆本の厚さも変わってくるので、背表紙の太さなどで調整してください。

色紙を使うとかわいいです。

厚紙

表紙や背表紙の芯になります。

今回は作業が分かりやすいようにグレーのものを使っていますが、布が白いと透けてしまうので普通は100均の白いボール紙が良いです。

ハギレ布

表紙の布になります。

11㎝×7㎝くらいあれば良いです。

薄い綿の布が一番やりやすいですが、分厚い布でもできないことはないです。

両面テープで張り付く素材であれば、紙やビニールでも良いです。

ボンド

本文用紙の背をくっつけることにのみ使います。

両面テープ

その他全ての接着作業は両面テープで行います。

使っているのは1㎝幅の薄いタイプです。

カッター、カッターマット、定規

いろいろ切るのに使います。

クリップ

糊付けした本文用紙が乾燥するまで保持するために必要です。

作り方

本文用紙

まず本文用紙を作ります。

A4の紙を4×4の16等分に切ります。

16等分できたら、すべての紙を半分に折ります。

この際、手作業で切った紙なので3辺すべてがぴったりきれいに重なることは少ないと思います。

なので3辺のうちせめて2辺だけでもきれいに重なっていれば大丈夫です。

16枚の紙が折れたら、山折りの辺を合わせて重ね、定規などを使って先ほどの2辺がきれいになるように整えます。

クリップでずれいないように保持して、

山折りが重なっている面にカッターで複数箇所傷をつけます。

浅く切れ込みを入れる感じです

傷をつけた面にボンドを塗りこみ、乾燥させます。

カッターでつけた傷にボンドが入り込むことでしっかり接着されます。

乾燥させている間、表紙の作業に移ります。

表紙

5.5cm×3cmを2枚と、5.5cm×0.6㎝の厚紙を切り出します。

布に両面テープを11㎝くらいびゃっと貼って、

その中央らへんに先ほど切った細長の厚紙を両面テープで貼ります。

ここからの作業はすべて両面テープで行うので失敗したかも?と思っても剥がして針直せば良いので楽ちんです。

先ほど切ったもう2枚の長方形の厚紙にも両面テープを貼って、

写真には1枚しか映ってませんが2枚ともやります

中央の細長の厚紙から0.5㎝離して貼り付けます。

厚紙の周囲1㎝くらいを残して布を切ります。

空いている長辺にも両面テープを貼って、厚紙から0.5㎝くらいの位置で角を布ごと落としておきます。

剝離紙をはいで貼り付けます。

この時厚紙から落ちた端っこの部分はきもち内側に折り込んでおくと良いです。

短辺の方にも両面テープを貼って(はみ出したところは切っておく)、

貼り付けます。

これにて表紙部分は出来上がりです。

写真が多くなってきたので前編はここまでです。

次回はこちら

両面テープで作る豆本のはなし 後編
今日は豆本作りの続きです。前回はこちら。化粧断ちそろそろボンドが乾いたころなので本文用紙の方に戻ります。先ほど揃えなかった1面がガタついていると思うので、切り揃えます。...

それでは。

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