今日は名古屋の布問屋の話です。
前回はこちら。
愛知県・名古屋市に住んでいて行ける手芸屋と言えば、いろんな場所にあるクラフトハートトーカイや、名古屋駅や栄にあるユザワヤなどがメジャーですが、名東区極楽にある「布伝説」も知る人ぞ知る名店です。
最寄りの停留所は名古屋市バスの「高針台中学校」で、電車の駅は近くにはありません。
布伝説の店舗は3つ並んでいます。
生活布を扱っている本店、本店の左にありニット・ウール・舞台用布など特殊布を多く扱う「はなれ」、本店の右へクリーニング屋とうなぎ屋を挟んだ場所にある「麻や」です。
店内にはどこも大量の布が所せましと並んでいて、お目当ての布は文字通り発掘して探さなければなりません。
布が並んだ棚や立てかけられた布で店内が狭いのもあり、行く際は身軽な格好で両手を開けて行くのが良いでしょう。
「はなれ」にはレースやボタン・糸などを扱っているコーナーもありました。
布伝説の良いところは、なんといっても様々な種類の布珍しい布が、非常に安く買えることです。
舞台用布(=演劇やコスプレの衣装に使う派手な布)のコーナーが大々的にあるように、一般の手芸屋ではあまり見ないようなラメサテンなどが各色揃っていて、私もいろいろと買い込んでしまいました。
値段も値引きされているものがほとんどです。
値札にはディスカウントの値段が併記されており、どれも200円/m~の値引きがされていました。
私が買ったのは赤ラメサテン50cm・黒ラメサテン100cm・青スパン100cm・紫ジョーゼット100cm・黒水玉コットン50cm・レース500cmで、こんなに買って全部で3000円ちょっとでした。
いままでは特殊布を探すとなるとどうしてもネットショッピング頼りだったので、現物を見ながら送料を気にせず買い物できてとても良かったです。
布が所狭しと並んだ狭い店内は、京都で行きつけの手芸屋だったノムラテーラーや、フランスで行ったモンマルトルの布問屋街を思い起こさせ、とても懐かしい気持ちになりました。
ご興味のある方は是非行ってみてください。
それでは。
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