※ガラスの眼の60cmドールの話です。写真もあります。ドールが苦手な人はブラウザバック推奨です。
今日はサ終したゲームの衣装の話です。
前回はこちら。
ブリリアントブルームとは
ブリリアントブルームとは、アイドルマスターポップリンクス=ポプマスというゲームで実装された、菊地真ちゃん専用衣装です。
なんと5つものカラー差分が存在し、4凸目ではスカートに変化するかっこよさとかわいさを兼ね備えたまさに真ちゃんにぴったりの衣装です。
…ですが、残念ながらポプマスは2022年7月21日をもってサービス終了済みです。
なので今現在この衣装の真ちゃんが見られるのは各種グッズや、個人のスクショなど思い出の場のみとなっています。
かなしいね。
菊地真ちゃんのポプマス衣装ブリリアントブルーム作りました!スパン生地とラメスプレーしたシフォン生地でキラキラふわふわです✨改めて見るとポプマスの個別衣装ってものすごい特別感あって良かったなって…。 #スタジオハムスター #兎と人形のお茶会
— ゆかか🧵I•Doll68(7/29) (@yyyyk_min) July 1, 2023
モデル:DDS菊地真 pic.twitter.com/LFSgmtxOht
スパンコール生地
生地は名古屋の布伝説というお店で買いました。
コスプレや舞台衣装に向いてそうな特殊布がたくさんあり、とても安く買えて嬉しかったです。
スパンコール生地は本物のスパンコール縫い付けではなく、丸いキラキラシールが規則正しく貼り付けられているタイプです。
のりづけなのでミシンでは難なく縫うことが出来ましたが、それでも縫う場所はちょっと考えないとスパンが割れて裏面が見えてしまったり、あて布をしないとスパンコールが全部アイロンに持ってかれたり、スパンに穴が開いてしまうので縫いなおしが出来ないなどと、扱いがいろいろ大変な布でした。
また生地自体がメッシュになっていてそのままでは透けてしまうので、全部黒のコットンと二重にしてあります。
もちろん裏地もつけて色移り対策済みです。
シフォン生地
ひらひらスカートと肩布、ショート丈シャツのバスト部分には、同じく布伝説で買ったシフォン生地を使っています。
ペールブルーのような紫のような不思議な色合いのきれいな生地です。
スカートと肩布はひらひら感を出すために布は切れっぱなしで裁ほう上手を縫って端処理をしています。
またキラキラさせるために、スプレーのりでラメパウダーを全面に貼りつけています。
ダイソーで買ったスプレーのりを使ったのですが、のりが霧状ではなく蜘蛛の巣状に出てしまってあんまり均一に出来ませんでした。
スプレーのりはちゃんとした高いやつを使った方が良さそうです。
バストの部分のみ透け防止のために接着芯を貼っています。
ジャケット
表地は黒のコットン、裏地は白のストライプ生地で作っていて、金色のバイアステープでぐるっと一周縁取りしています。
バイアステープはこれを使っています。
ドールサイズにこれをそのまま使うと太いので、縦で半分に切ってアイロンで折りなおして使っています。
めっちゃ面倒くさいことやってますが、倍の量使えるし、一からバイアス作るよりかは楽だし…。
ロゼット、勲章
ジャケットについているロゼットは、布張りのくるみボタンの裏にギャザーをかけた赤いリボンを縫い付けています。
勲章はリボンをリボン金具で挟んで作っています。
リボンの模様は、ベースとなる幅広リボンの上に細いリボンを両面接着芯を使って貼り付けています。
ベルト
ベルトも同様に幅広白リボンに銀色と金色のリボンを貼り付けて模様を作っています。
端の金具はリボン金具を使って着脱できるようにしていますが、4つほどあるベルト途中の金具っぽいやつは100均で買ったメタリックラッピングタイを折って良い感じに挟んで使っています。
いい金具がなかったのとこれが一番それっぽかったからです。
ガーターベルト
黒いリボンに白いリボンを両面接着芯で貼り付けたものを、金具とスナップボタンを使って留めています。
ここまでリボンの細工をミシンの縫い付けではなく両面接着芯でやっているのは、楽ちんなのとミシンステッチが見えてしまうとあまり綺麗でなかったからです。
接着芯だとミシン縫いより接着力はやはり落ちますが、しっかりアイロンをかけておけばたぶん大丈夫だと思います。
金具はこのフレームパーツです。
レジンで埋めて金色マッキーで塗れば平面パーツにもなります。
王冠
メンズサイズの王冠型リングの内側に、綿を入れて球状に縫った布を入れて飾りつけしています。
こっちの衣装も同じ方法で王冠を作っています。
グローブ
指抜きグローブなので、実はミトン型になっています。
5本指のグローブを作るよりも簡単です。
後ろから
正面からのイラストしか存在しないので、後ろは想像力で補った部分も多いです。
スカートがひらひらでかわいい。
さいごに
パンツ衣装だし結構すぐ完成するのでは?なんて軽く考えていたのですが、ところがどっこい装飾がとにかく多くて結構時間がかかりました。
ゲーム内のレアリティはSRでも、実質SSRの個別衣装なのでそりゃそうですね。
また立ち絵1枚とデフォルメされたミニキャラ画像しかないので衣装の構造把握も地味に大変でした。
もうゲームは終わってしまって存在しないので、ミニキャラをつついてぐるぐる動き回らせることも出来ませんし…。
スマホに残ったスクショを見ながら頑張りましたが、ミニキャラは腕が動くので、立ち絵だとポージングのせいで隠れてしまっていた部分もちゃんと見られます。
なので等身大の立ち絵よりもミニキャラの方を眺めていた時間の方が長いかもしれません。
今後ポプマス衣装を作られる方がいたら参考にしてください。
次回はこちら。
それでは。
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