今日はロンドンで日本食を食べられるお店、とうとう冠から「おいしい」が消えましたがお寿司屋の紹介です。
前回の記事はこちら。
ロンドンの各地にあるwasabi sushi & bento-わさびの紹介です。
このお店はまあ言ってしまえばなんちゃって寿司さんです。
写真を見てもらえば分かりますがいなり寿司やきゅうりの巻かれたかっぱ巻きはまあ良いとして、太巻きの具はきゅうり・油揚げ・にんじん(！)・アボガド(！！)・パプリカ(！！！)ともうまさしくイギリス人好みにチューンナップされた寿司ロールです。
ああ、イギリス人の思う寿司ってこういうのなんだな、というのを感じるために一度は行ってみるのをおすすめします。
閉店の時間が近づくと大幅な値下げがされるのでそこを狙ってみるのもよいかもしれません。
ちなみに生魚が入っているかいないかで値段はかなり差が開きます。
生魚を食べる習慣がなく、かつロンドンは海から離れた内陸に位置するためです。
さてなぜこのwasabiをわざわざとりあげたかというと、1つはそこまでがっかりするほどおいしくないわけじゃないということがあげられます。
かなしいかな醤油の味がするだけでほっとしてしまう我々日本人、スパイシーなどの変な味がついてない限り醤油をつければ日本味になるので、これはこれでそういうものとして食べられてしまうんですね。
もう1点は、wasabiの山葵にあります。
わさびなんて店名なんだからさぞわさびにこだわってるんだろうと思いきや全くそんなことはなくて、まるでようかんのような質感のねっとりしたわさびペーストがついてきます。
つぶつぶざらざらとは程遠い、なめらか～な食感です。
この緑色のようかんみたいなわさびが個人的にめちゃくちゃ面白かったんです。
しかしこの面白さ、同じwasabiの店内で飲食しているイギリス人の誰一人にも分かってもらえないわけで、当時大変悔しかったのでここで紹介しました。
みなさんもロンドンでなんちゃって寿司ロールを食べてもいいかな？という気分になったらwasabiへ行ってみてください。
結構いろんなところに店舗があるので探しやすいと思います。
さて、というわけでロンドンで食べられるおいしかったりそうでもなかったりする日本食の店紹介はひとまず今回で終了です。
もちろんロンドンには他にも日本人が個人経営でやっているガチ中のガチな日本料理屋もあります。
一方で名前を出すのはやめとこう…と思ってしまうくらいの超絶ガッカリ日本食チェーン店もありました。
その中からよく行ったところや印象に残ったところをとりあえず紹介しましたが、また他にも写真を見つけたり思い出したら記事にしようと思います。
それでは。
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