今日は私の推しテレビ番組、ソーイング・ビーの紹介です。
NHKで毎週木曜日21:00からやっている番組ソーイング・ビー、面白いですよね!
私もイギリスに住んでいた時、本放送を欠かさず見ていました!!
ソーイング・ビーとは、英国の公共放送局BBC(日本でいうところのNHK)でオンエアされている人気テレビ番組です。
正式タイトルはThe Great British Sewing Beeであり、GBSBと略されることもあります。
内容はイギリス版TVチャンピオンと言って伝わるかな?と思うのですが簡単に説明させて頂くと、十数人のアマチュア裁縫自慢が集まり毎週テーマにそった洋服を3着作り最下位だった1人が脱落、これを繰り返しナンバーワンを決めるという番組です。
ここで毎週3着?と思われた方はズバリ鋭いです!
日本で放送されているソーイング・ビーは英国の50分オリジナル版を前後編に分け2週に渡って放送しているんです。
さらに本国のseason 1と2を日本版シーズン1、season 3と4をシーズン2としてまとめるという非常にややこしいことをしていたりもします…。
日本ではAmazon Primeで、字幕版にはなりますが本国放送バージョンを見ることができるようです。
第1話私がイギリスでリアルタイムで見ていたのはseason 5で、日本で放送されたバージョンでいうとシーズン3、クローディアに変わりジョー・ライセットが新しく司会進行を務め、ジュリエットが優勝を果たしたシーズンになります。
ソーイング・ビー、イギリス本国でも人気はかなりのもので、ツイッターのタグ#GBSB は毎回実況で賑わっていますし、通っていたワークショップでもたびたび話題になりました(1人の生徒さんが先生にソーイング・ビー応募しないの?って聞いて先生はプロだから…と苦笑するなどの一コマも)。
ソーイング・ビーのようにリメイクチャレンジをやってみよう!というワークショップも行われていたようです(番組とは違って先生が相談にのるから大丈夫だよ、というのが売り文句でした)。
また、日本帰国後NHKでソーイング・ビーが放送されていることを知り、「日本でも翻訳して放送されてるよ」とイギリス人の友人に伝えたところ非常にビックリされました!
なぜこんなにこの番組がイギリスで注目を集めるのか。
ソーイングがイギリスで男女問わず人気があるのも理由の一つではあると思いますが、私が思うに、イギリス人は「複数人参加者を集め毎週1人ずつ脱落し最終的に優勝者を決める」というこの番組の形が好きなのだと思います。
そもそもこのようなアマチュアコンテストのオリジナルはソーイング・ビーではありません。
The Great British Bake Off(グレートブリティッシュベイクオフ)、略してベイクオフ又はGBBOという、もう12シーズンも続いているお菓子づくり自慢ナンバーワンを決める番組がありこちらが元ネタになります。
やることはそのままソーイング・ビーのそれをお菓子作りにしたようなもので(1つめはメジャーなお菓子をレシピ通りに、2つめは見たことも聞いたことないお菓子をレシピを解読して作る、3つめはディスプレイ込みの大きなお菓子作品を作る)、審査員2人に司会進行役の賑やかし1人という構図も一緒です。
参加者に関してはシーズンによって違い、アマチュアを集めたベーシックなものだけでなくキッズ、芸能人、ガチガチのプロのパティシエなどバリエーションに富んでいました。
中でもプロのパティシエ2人組8組が集まったシーズンは審査員ももちろんプロ中のプロで、審査のたびに”not at all”「全然ダメね」を繰り返すものだから厳しいプロの世界を見せつけられました…。
ベイクオフ、日本ではDlifeで翻訳放送されていたようですので、ご存知の方もいるかも知れませんね。
Amazon Primeでも配信をしているようです。
ベイクオフをきっかけに人気を得たこの番組の形式は、その後裁縫の「ソーイング・ビー」や、メイクアップの「Glow Up」、料理、金属加工、など様々な分野で大会が行われてテレビ放送されています。
このカテゴリではそんな大好きなソーイングビーの視聴感想などを書いていけたらと思います。
それでは。
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