今日はロンドンのユニクロの話です。
イギリス・ロンドンにもユニクロはあります。
なんだったら無印良品もあります。
ユニクロはイギリスに限らずフランス・ドイツ・スペイン・スウェーデンなど広く海外進出をしており、ジャパニーズブランドとして確かな品質を誇るため海外にもファンは多いです。
おそらくスポンサーからの支給であるポケモンTシャツをプロテニスプレイヤーであるロジャー・フェデラーがよく着用していたことも有名です。
しかしなんというか例に漏れず、ロンドンで買うユニクロはめちゃくちゃ高いです。
ユニクロあるじゃーんと店舗に入っても日本のユニクロと同じような感覚で買い物はまず出来ません。
そもそもロンドンは物価が高く、また1ポンド=150円とレートがユーロやドルに比べて高いのも理由としてあると思います。
日本だと割引されて790円で買えるヒートテックがロンドンだと定価14.90ポンド(=2250円)、割引されて9.90ポンド(=1500円)します(ユニクロオンラインストア調べ)。
ユニクロが高級ブランドであるという意識はイギリス人の中にもあるようで、日本人はよくユニクロ着てるというと「あの高級ブランドを?!」と驚かれることも珍しくありません。
トッププロテニスプレイヤーなのにフェデラー選手や錦織選手のスポンサーがユニクロだなんてと日本人は思ってしまいがちですが、海外からすると逆に日本の高級ブランドがスポンサーだなんてさすが!となるんですね。
ユニクロは高級ブランド扱いなので、店舗もオックスフォードサーカス駅を挟んで西と東という非常に恵まれた立地にあります。
西の方の店舗は有名デパートJohn Lewisの真向かいで、そこはロンドン観光でショッピングをと思って出かけるとほぼ必ず通る場所です。
しかしイギリスにはPRIMARKという非常に安い衣料品のブランドがあります。
とりあえず着られればよくて安い洋服を買いたいならばまずみんなPRIMARKに行きます。
PRIMARKの靴下はすぐ穴が開くし縫製も甘いですがなんといってもめちゃくちゃ安く、日本人がセール時のユニクロで買い物をする感覚をロンドンで味わいたければPRIMARKに来るしかないと思えるほどです。
例えばPRIMARKだと薄手のアウターが25ポンドで買えますがユニクロだと50ポンド以上しますからね。
というわけで私は日本で買ったユニクロの服はよく着ていましたが、ロンドンのユニクロの店には入っただけで何も買わずに帰ってしまいました。
その土地にはその土地の安い洋服屋はあるものなので、海外店舗のユニクロが生活必需品と聞いて「そうかな…?」と思ってしまったのでした。
それでは。
A03 地球の歩き方 ロンドン 2020~2021 (地球の歩き方A ヨーロッパ)
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