※ガラスの眼の60cmドールの話です。また、ドールをバラバラに分解してカスタムしています。写真もあります。これらが苦手な人はブラウザバック推奨です。
今日はドールの低身長カスタムをした話です。
真似する際は自己責任でお願いします。
先日DDSカリンを水瀬伊織ちゃんのキャラドールにすべくお迎えしました。
DDP水瀬伊織でない理由は、DDP伊織は今現在正規ルートでお迎え出来ない(昔の限定品なので)、DDSカリンのお顔が好みだった、DDS菊地真と並んだ時にバランスを良くしたいなどいろいろです。
DDPとDDSの身長差・対格差はちょっと私の理想ではなくて。
菊地真ちゃんと水瀬伊織ちゃんの身長差は6㎝なので、1/3ドール換算すると2cm弱の差ぐらいがちょうど良いです。
というわけで、DDSカリンボディを1.5cmほど短縮カスタムしました。
短縮した部位は、すねと首です。
使用したボディはDDSベースボディⅢです(最新のf3ではないです。)
以下に私がやった手順などを記しますが、真似される際はくれぐれも自己責任でお願いします。
すねの短縮(おすすめ度★★★★★)
足のパーツを外してバラバラにします。
カットするのはすねの外皮と、真ん中の棒(フレーム)で、1cm短縮します。
1cm幅に切ったマスキングテープをすねパーツの下端に貼りつけてガイドにします。
マジックで線を書き込むのは色素沈着の恐れがあるので私はマステを使っています。
ガイドをもとにカッターナイフでジョギジョギ切ります。
内側もすり鉢状になるようにカッターで削って、切った箇所全体にやすりをかけておきます。
次に棒の方を1.2cmほど(外皮よりちょっと多めに切っといた方が良い)、のこぎりを使って切ります。
こっちもやすりで断面を整えておきます。
フレームとか硬そうで切るの嫌だな…、と思っていたのですが100均ののこぎりで意外とすんなり切れました。
なんだったら外皮カットの方が出来上がりに直接影響するし緊張しました。
←切った後と切る前→はこんな感じです。
組みなおして、足首のかみ合わせがきれいにできているか確認します。
足首が浮いてしまう場合はフレームが長すぎるのでやすりで削って調整します。
←短縮前と短縮後→です。
簡単だし、きれいにできるし、短縮効果も目に見えてあるので結構おすすめです。
首の短縮(おすすめ度★★☆☆☆)
DDって首長いですよね?
衣装をきれいに着こなすためだそうですが、それにしてもやっぱり長い。
あと座高でもDDS菊地真との身長差を出したい。
というわけで難易度が高いらしい首の短縮にも挑戦します。
短縮幅は5㎜です。
5㎜より多く首短縮をすると、バランスが悪くなる気がします。
5㎜幅に切ったマスキングテープを首の、太くて、かつめいっぱい上の方に巻いてガイドにします。
今となってはもう2㎜程上に巻いても良かったなあと思います。
ガイドをもとにソフビをカッターナイフでジョギジョギします。
真ん中のパーツを取り除いて、瞬間接着剤でくっつけ直します。
瞬間接着剤は、ビニールがくっつくやつだったらたぶん大丈夫だと思います。
首穴からチューブを差し込んで内側からも接着剤を流し込むと頑丈になります。
細く切ったマステでテンションをかけながら乾燥させています。
乾いたら、段差がけっこうあるのでやすりでごりごり削っていきます。
削り終えましたが、隙間が結構目立ちますね?
この隙間を埋めるために、花月堂さまのソフビ用補修用レジンを使います。
UVレジンなので、硬化のためにはUVライトが必要です。
レジンは硬化のために光を通す必要があるので、レジン自体は半透明です。
隠ぺい力に期待するのであれば、アクリル絵の具を塗ったりソフビ盛りをして隙間を隠しても良いと思います。
もっともその場合、完璧に近いアクリル絵の具の調色や、ソフビ盛りのための道具が必要になるわけですが…。
レジンを盛って削りました。
うっすら隙間が見えますし、レジンの段差もありますがヘッドを装着したときに気にならなければすべてオッケーです。
というか大変すぎてこの辺で妥協しないと心が折れます…、やりながら首の短縮カスタムはじめてしまったことを若干後悔したし…。
ヘッドを乗せると正面からはこんな感じで、隙間は見えません。
横からだとこんな感じで、まあ見えるっちゃ見えるんですが、許容できるので良しとします。
純正の首フレームのままでもヘッドは乗せられますが、ボール部分が限界ギリギリまで上に来てしまうので、grayforceさま製の首フレームに変更しました。
難しいし、時間もかかるし、道具も揃えなきゃいけないし、その割に5mmしか短縮できないので、首短縮はおすすめかと聞かれればあまりおすすめではありません。
しかし首がちょっと短くなるだけで、デコルテのバランスが格段に良くなりました。
出来上がり
完成です。
身長差が分かりやすいように裸足で撮ってみました。
理想の身長差で嬉しい~~~~~~~~~。
何度も繰り返しますが、真似する際は自己責任でお願いします。
それでは。
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