今日は私がイギリスで感じたセルフレジの万引き対策の話です。
ロンドンではほとんどのスーパーマーケットがセルフレジを導入しています。
有人のレジもあるのですがたいていそちらは長蛇の列になっていることが多いので、私はセルフレジと有人レジの両方があれば積極的にセルフレジを利用するようにしていました。
海外でもセルフレジでの万引きは深刻な問題らしく、計量式のセルフレジを使ってプレイステーションかなにかを同じ重さの別の物として会計して万引きしたなんてニュースを見た覚えがあります。
なので防犯カメラなど対策もいくつかされているのですが、その中の一つでこれは日本ではあまり見ないなと思ったものを紹介します。
それは「屈強な男性ガードマンや店員をセルフレジ担当にする」です。
そもそも海外では、男性のスーパーマーケットの店員さんというのは珍しくありません。
また客同士のトラブルや不審人物が店内に入ってくるのを防ぐために、普通のスーパーマーケットであっても男性店員さんやスーツ姿のガードマンが入口付近に立っていることはままあります。
そのうちの数人が防犯係としてセルフレジ付近に配置されているというわけですね。
このセルフレジ担当の男性店員さんは、ただお客を見張るのだけが仕事ではありません。
セルフレジと言えばありがちな操作ミス(同じ商品を2回スキャンしてしまったなど)の対応やお酒を買う際の年齢確認もしてくれますし、会計が終わった後のかごを回収してくれたりします。
さらに割とにこやかなので圧迫感や威圧感というのは特に感じたことはありません。
むしろ善良な買い物客としては、この人たちがいてくれるから安心して買い物ができるなあと感じていました。
しかし彼らがそこに立っているというだけで人の目があるわけですから悪い輩からすると万引きなど犯罪が圧倒的にしづらいのは確かだと思います。
日本でもスーパー業務もできる警備員さんを雇えば万引き問題はある程度解決できるんじゃないかなあと思うのですが、どうなんでしょうか?
それでは。
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