今日はソーイング・ビー5、第十九回放送の感想です。
過去シリーズのソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。
前回はこちら。
ファイナリスト
参加者も残り3人となり、放送も残すところあと2回、いよいよ決勝戦のはじまりです。
セリーナ
医学部の2年生であるセリーナにとって、ソーイングは忙しい日々の癒しです。
型紙の課題で5回も1位を取り、そのソーイングの技術はパトリックも絶賛するほど。
優秀作品に選ばれたのは1度、それも準決勝になってやっとのことでしたが、技術・独創性ともに優れた精密な洋服作りが得意です。
ラフ
テキスタイルデザイナーのラフは、映画製作に携わるフランス人です。
型紙の課題では4回も1位を取り、優秀作品には3回も選ばれました。
ソーイングを始めたのはロックダウン以降とのことでしたが、ドラマチックなストーリーを感じる個性的な洋服作りが得意です。
レベッカ
レベッカは教師の資格を持ちながらスーパーで働いていますが、ソーイングを仕事にするのをずっと夢見ていました。
セリーナに阻まれ型紙の課題でなかなか1位をとることはできませんでしたが、準々決勝でやっと優秀作品に選ばれました。
技術力の向上が著しいファイナリストです。
型紙の課題
決勝戦のテーマはやはり「とっておきの服」。
型紙の課題ではブライズメイドドレスという子供用ドレスを作ります。
結婚式用の衣装ですから、上質でキラキラした布を使うのが良さそうです。
レベッカは厚手のシルクを、ラフとセリーナはタフタを選びました。
子供用ですし色は白でもいいと思うのですが、参加者は皆カラードレスを作るようです。
裾にはホースヘアーという形状固定のためのパーツを付け、なんとボタンホールは玉縁ボタンホールで仕上げなければなりません。
もしダミアンがこの場所にいたらボタンホールの作業は省略しそう…。
ラフとセリーナが選んだタフタはほつれやすく柔らかい縫いづらい生地です。
難関の玉縁ボタンホール作業もありますし、縫いやすいに越したことはないですね。
この2人はさらに、裏地に別の柄布を選びました。
裏地をしっかり内側に隠さないと見栄えが悪いのでとても難しそうです。
結婚式用の無地のドレスなんだから、裏地もそんなにこだわらなくていい、むしろ透けないような素材でいいと思うのですが…。
玉縁ボタンホールの説明が始まりましたが、めちゃくちゃ難しそうです。
パトリックも大きめの模型を使って説明しています。
ラフとセリーナはほつれやすい生地なのもあってかなり苦戦しています。
そのため時間がなくなって、ラフは落としミシンを省略しエズメに咎められてしまいました。
セリーナは指示書を読み落とし落としミシンをしなかったため、解いてやり直します。
3位はラフ。
落としミシンを省略したためです。
1位はセリーナ。
ミスに気付いてやり直した甲斐がありました。
2位のレベッカとの差はベルトの出来ぐらいしかありませんでした。
リメイクの課題
クッションやカーテン、ランプシェード(!?)などインテリア雑貨を使ってフェスティバルで着る服を作るのが課題です。
来ましたね、今回も突拍子もないコスプレ衣装を作る課題が、なんと決勝戦で!
パートナーが男性であるラフは、レインボーパレード用のマーメイド風衣装を作ります。
ジョーがラフの使う素材を持ちながら「食べ物にサルモネラ菌付けちゃお~」と言っていますが、イギリスはヨーロッパで数少ない生卵が食せる国の一つです。
過去にサルモネラ菌騒ぎがあったため、今はサルモネラ菌を除去したライオンマーク付きの生卵が普通にスーパーで流通しています。
セリーナがジョーに落書きを頼んだ絵が描けるスパンコール素材は、私がイギリスにいたときには大人気でいろんな雑貨屋で見かけました。
なでる方向によってスパンコールの表と裏が切り替わるので、絵を描いたり雰囲気をガラっと変えたりできる、かわいい素材です。
フィギュアスケート選手が「白鳥の湖」の曲でホワイトスワンからブラックスワンに変化する演出として、衣装で着用していたことも印象深いです。
私はセリーナのパンツルックが好きです。
おしゃれでかつぶっ飛んでいる見事なリメイクだと思います。
あとラフの作ったヘアバンドをしたパトリックかわいいですね。
順位の発表は次回に回されました。
次回はいよいよ最終回!
友人をモデルに肩開きのイブイングドレスを作ります。
「決勝戦!イブニングドレス対決」、とても楽しみです。
次回はこちら。
それでは。
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