フランス・ニースで買ったフェーブのはなし

海外生活のはなし
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今日はフランスで買った小さなお土産の話です。

ニースとは

ニースとはフランス南東部にある都市の名前です。

英語のスペルはNiceで、ついついナイス!と言ってしまいそうになる地名です。

ニースからさらに南東にいくとカジノやF1で有名なモナコ公国があり、海に面したこの辺りはヨーロッパの中でも常夏を感じられる観光都市となっています。

私も8月に行きましたが、めちゃくちゃに暑かったです。

日本の夏と違ってムシムシした湿気がないので、濡らしたタオルや汗がすぐに乾きました。

夏のニースはまさにバカンスシーズンなので人も多く、偶然通りかかったアンティークマーケットもたいへん繁盛していました。

フェーブとは

左がフェーブ。右は比較用のモナコで買ったシンブル

そのアンティークマーケットで買ったお土産がこちらです。

陶器でできた高さ1.5㎝ほどの小さな牛の置物で、feves-フェーブといいます。

小さい陶器のお土産というとシンブルを思い浮かべますが、それよりももっと小さいです。

フェーブとは、新年に食べるというガレット・デ・ロワを作る際に中に入れるラッキーアイテムで、自分に配られたガレット・デ・ロワの中にこれが入っていると幸運になれるらしいのです。

ケーキの中に入れてオーブンで焼くわけですから陶器製であり、切り分けるまで隠れていなければならないのでこんなに小さいのです。

形は動物以外にも人間の形やディズニーキャラなど様々ありました。

このフェーブにもやはり熱心なコレクターはいて、新作が毎年出ていたり、レアなアンティークものは高値で売買されていたりするそうです。

…確かに集めはじめるとシンブル同様沼が深そうです。

アンティークマーケットでは大きなケースの中にたくさんのフェーブがごちゃっと入った状態で1つ50セントで売られていました。

がさごそと箱を漁りながら、お好みのアイテムを探し出すのはアンティークマーケットならではの醍醐味ですね。

フランス旅行の際にはフランスならではの小さなかわいいお土産、フェーブを探してみるのはいかがでしょうか?

それでは。

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