今日はポーランドで「白貂を抱く貴婦人」を見た話です。
白貂(しろてん=オコジョのこと)を抱く貴婦人とは、レオナルド・ダ・ヴィンチが1489年頃に描いた絵画です。
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白いふわふわの白貂を優しく抱いた貴婦人の絵で、現在はポーランド・クラクフの美術館に所蔵されています。
私も見てきました!
wikipediaにはチャルトリスキ美術館に所蔵とありますが、私が行った2019年夏はチャルトリスキ美術館が改装工事中であり、絵はクラクフ国立美術館へ所有権ごと移動していました。
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チェルトリスキ美術館周辺では看板に白貂のイラストを掲げたレストランなどもあり、クラクフの人たちからこの絵、というか白貂ちゃんがとても愛されランドマーク化していることを感じました。
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この周辺で食べたアイスクリームも美味しかったです。
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さて、国立美術館はチャルトリスキ美術館から20分ほど歩いた場所にあります。
街中の美術館であるチャルトリスキ美術館と違い、国立美術館は郊外のひらけた場所にあり晴れた日には広場のベンチで日向ぼっこするのも良さそうです。
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国立美術館の中には常設の民族博物館のようなものもあったので、併せて見るとポーランドのくらしが良く分かって楽しいと思います。
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白貂を抱く貴婦人は、厳重に管理された暗い小部屋に展示されていました。
撮影可能な美術館が多いヨーロッパでは珍しく、この部屋では一切の撮影が不可でした。
それもそのはずなんとこの絵は木に描かれているらしく、現在進行形で虫食いなどの劣化の危機に晒され、都度修復されているそうなのです。
背景も本来はこんなに真っ黒ではなく、髪型もこんなにぴっちりではなくベールをしていたのが、修復の結果現在はこのようになっているそうです。
どこまでがレオナルド・ダ・ヴィンチ本人によるものか今では定かではありませんが、繊細なタッチと大胆なタッチが入り混じる絵画はとてもリアルで美しく、白貂もとてもふわふわでかわいかったです。
さて絵が展示されている個室から出ると、そこにはこんなかわいらしいコーナーがありました。
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ここは「君も白貂を抱いて貴婦人になってみよう」コーナーです。
右側の白貂のフィギュアは実際に触ったりなでたり抱っこすることができます。
ここはもう撮影可能エリアなので、もちろん記念撮影もできます。
是非、貴婦人になりきってみるのはいかがでしょうか?
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現在はチャルトリスキ美術館の改装工事も終了しており、どうやら「白貂を抱く貴婦人」の絵も国立美術館からチャルトリスキ美術館へ戻されているようなので、同じような展示方法ではないと思いますが、ポーランド・クラクフへお越しの際は是非ともレオナルド・ダ・ヴィンチの描いたかわいい小動物をご覧に美術館まで足を運んでみてください。
それでは。
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