アイスランド・レイキャビクで買ったバターのはなし

海外生活のはなし
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今日はアイスランドでお土産に買ったバターを空港で没収されそうになった話です。

アイスランド土産といえば、なんだと思いますか?

北ヨーロッパの北大西洋上の島国アイスランドはその名の通り氷に覆われたとても寒い土地で、一方火山も多いため「火と氷の国」なんて呼ばれたりもします。

雪の間から熱い温泉の噴き出る間欠泉

乳製品が特産で、日本にも最近上陸したという噂のヨーグルトSkyr-スキールやバターが有名です。

プレーン味とブルーベリー味

(スキール、本当に日本上陸してるんですか?私スーパーでもコンビニでも見たことないんですが…。)

今回はアイスランドでお土産に買ったバターの話です。

写真を撮ってなかったので描きました

旅先での一つの楽しみに現地スーパーでの買い物があります。

ヨーロッパのホテルは共用スペースか、あるいは個室そのものにキッチンが備え付けてあることも少なくありません。

共用キッチン

北欧は特に物価が高いので、食費を抑えるためにも旅先で簡単な自炊をすることは珍しくありませんでした。

そんなわけで現地スーパーへ赴くのですが、品揃えなどにもその土地ごとの個性があってちょっとした観光地気分で楽しめます。

アイスランドだとやはり乳製品が豊富でヨーグルトコーナーはさまざまな味の、先述したSkyrが並んでいました。

なのでSkyrは現地で食べて同じく有名な200gぐらいのバター、SMJORを無塩と有塩で2つ自分用のお土産として買ったわけです。

Smjor.is - Welcome
スーパー入口にはバイキング君がいました

ところでイギリスからアイスランドまでは1363キロ離れているので当然飛行機移動なのですが、着替えなど持ち歩く荷物は機内持ち込み可能なものだけにしていました。

大きいキャリーバッグなどを貨物室に預けると、LCCだと飛行機代と同じくらいの追加料金を取られることもあるからです。

当然機内持ち込み荷物には厳格な液体の持ち込み可能量(100ml)ルールがあるので、手荷物検査でひっかからないよう化粧水などは小さい容器に詰め替えていました。

もちろん現地で買って持ち帰るものも同様にルールが適用されるのでお酒やジュースが買いたければ飛行機搭乗前の免税店で買うしかありませんし、手荷物検査以前に液体のお土産を買う時はその量を気にしなければいけません。

そう、液体に関しては。

帰国のための飛行機搭乗前、手荷物検査でひっかかってしまったんです。

思い当たる節はバターしかありません。

えっでもバターは固形物じゃん??

そりゃあバターも溶かせば液体になりますが、アイスランドの常温ではカチカチの固体じゃん!

そう言い張りたいですが手荷物検査場のセンサーに引っかかってしまった以上、保安検査員によって荷物はすべてリュックから引っ張り出され持ち込み不可能なものが見つかれば没収です。

あわやお土産バターもここでサヨナラなのかと思いきや…

「バターじゃんwwwバターだよ!!ww」

爆笑する保安検査員。

バター2つを両手に持ったまま隣の保安検査員に見せびらかし、

「バターだよww見て!バターがセンサーに引っかかってたみたいwww」

ひとしきり笑ったあと、手荷物はバターも含めてすべて私に返され、

「バターなら通っていいよ!」

私は無事バター2つと共にイギリスへ帰国出来たのでした。

みなさんもバターをお土産に買う際はご注意下さい…。

味はもちろん大変美味しかったです!

あと買ったばかりのお土産を空港で本当に没収された話はまた別であるので、それもいずれ記事にします。

(追記)記事にしました。

フィンランド・ヘルシンキで買ったお土産を空港で没収されたはなし
今日はフィンランドで買ったお土産をラトビアの空港で没収された話です。アイスランドで買ったバターが没収されそうになった話はこちら。北欧の南に位置するフィンランドとバルト海を挟んで向かいにあるエストニア...

それでは。

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