今日はイギリスの食パン事情についてです。
前回のイギリス名物の記事はこちら。
イギリスのパンはよく美味しくないと言われます。
私もこれは否定できません。
日本のちぎるとしっとりふわっ、焼くとカリカリな食パンを知っているのでイギリスのスーパーで買える食パンはどうもモソッとしているというかなんというか…。
それに拍車をかけるのがイギリスのスーパーの食パンの売り方にあると思います。
こんなにいっぱい入ってるんです、その重量はなんと800g。
1枚1枚は1㎝程度の厚さしかない薄い食パンがなんと20枚も入っています。
こんだけあるんだし賞味期限も結構長めなのかな?と思うじゃないですか。
そんなことはなく日本の食パンと同じように1週間程度先の日付がBEST BEFORE(賞味期限)として記されているので、焦って食べる羽目になったこともしばしばです。
この食パンの良い点は、とても安いという1点です。
お値段はブランドや物にも寄りますが1ポンド前後、最安で55ペンスのものもありました。
この食パン、イギリス人もその賞味期限の短さゆえに食べきるのに難儀しているようで、食パンどうやって食べてる?というのが話題になったことがあります。
その時私は冷凍しておけば日持ちするよと教えたのですが、まあでも800gある食パンが冷凍庫を占領するのは結構邪魔です。
一応イギリス流のこの食パンの食べ方は一度の食事で複数枚を焼いて専用のトースト置きに乗せ、ジャムやマーマイトなどを付けて食べるようです。
イギリスのホテルで「パン何枚食べる?」と給仕の人に聞かれた時は驚きましたが、この薄さのパンならば複数枚食べるのも納得です。
味は先ほど書いた通りモソモソポロポロでさほど美味しくなく、さらに食べきるのが大変なので私はイギリス生活後半は食パンではなくベーグルを買っていました。
スーパーのベーグルは5個入りで1ポンド60ペンスで、ゴマなど味のバリエーションも豊富でなによりモチモチしていて美味しかったです。
スーパーや薬局などで売っている箱詰めされたサンドイッチも、この薄々食パンを使っており味はお察しです。
私はこれしか食べるものがない!どうする?という時しかこのサンドイッチも買ったことないです。
しかしイギリスにはとてもおいしいホットサンドのお店があります。
その名もGREGGS‐グレッグスと言ってイギリス内至る所にあるチェーン店なので、おいしいサンドイッチを食べたいならばグレッグスがとてもおすすめです。
その他にもPaul‐ポールというフランスパン屋さんもイギリスには出店していますし、ユーロスターに乗ればおいしいフランスパンの本家パリまでは2時間ちょっとです。
フランス、パンが美味しすぎてイギリスで食べてるパンって何なんだろう…スポンジ?ってなりました。
まあユーロスターに乗ってパリというのは半分冗談ですが、とにかくイギリスでパンを食べたければスーパーで安い食パンを買うよりもグレッグスなど他をあたるのがおススメです!
それでは。
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