今日はグルーガンとグルースティックを使ってシーリングスタンプする話です。
シーリングとは
シーリングとは別名封蝋と言われます。
古い手紙でよく使われていた、封筒に蝋燭で封印を施すものです。
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この刻印を蝋燭に刻むための道具がシーリングスタンプです。
刻印が彫られた金属製のスタンプに、木製やガラス製などの持ち手がついています。
このシーリングスタンプ、正しくは蝋燭を溶かしてその上にスタンプします。
しかし実際にやってみると分かるのですが、この蝋燭と言うのがとても扱いづらいんです。
まず、熱い！
スプーンなどとライターを使い蝋燭を溶かして封筒の上に垂らさなければならないのですが、手元でやるので結構危ない作業です。
次に、割れやすい！
蝋燭で封をすると言ったって、郵送中の振動で割れたり剝がれたりします、しました。
私の場合は封蝋が剥がれかけてるのに気づいた郵便局の人が、上からセロハンテープを貼って届けてくれました。
封筒の口自体をきちんと糊付けし、封蝋はあくまで取れても良い飾りとしてつけるのであれば良いのですが、実用にはちょっと向かないかな…というのが私の印象です。
封蝋、とっても素敵なので結婚式の招待状の封止めなどに使われることが多いと思います。
しかしせっかくおしゃれに決めたいのにセロハンテープ止めされては悲しいですよね？
なので蝋燭を使わずシーリングスタンプをする方法を編み出しました。
それは、グルースティックを使うことです！
グルースティックとはグルーガンで溶かして使う棒状の接着材のことです。
100均でも売っていますし、東急ハンズやLOFTやネットショップであればいろんな色のものが扱われていると思います。
そんなグルースティックを使ったシーリングのやり方を紹介します。
使うもの
グルーガン
グルースティック
シーリングスタンプ
クッキングシート
やり方
まずグルーガンを使ってクッキングシートの上にグルーを適量溶かし出します。
これぐらい出して、
その上にシーリングスタンプを押しつけます。
冷めたらグルーを剥がすと、出来上がりです。
ね、簡単でしょう？
蝋燭を使うのと違って良いところ
作りやすい
このグルースティックを用いたシーリングの良いところはいくつかあります。
まずは熱くなく、すぐに出来上がるところです。
グルーガンから出したてほやほやのグルーを触るともちろん熱いですが、冷えやすく固まりやすいのでそこまで危険ではなく簡単に短時間でシーリングをすることができます。
耐久性
もう一つの良い点は、素材がグルースティックなので耐久性があることです。
折り曲げてようとしてみても、割れるどころかぐにゃっと曲がります。
ボンドなどで封筒に接着してしまえば、郵送中に紛失したり破損する恐れはほぼないと思います。
蝋燭と違ってちょっと残念なところ
質感
使用している素材がグルースティックなので、どうしてもプラスチック感が出てしまいます。
手元に赤いグルースティックがあったので使ってみましたがこんな感じです(前に使った白色が残ってマーブルになっています)。
グルーガンをきれいにしがてら無色透明のグルースティックでもやってみましたがやはり封蝋っぽさはないですね。
これはこれでかわいいと思いますが不透明色を使った方が封蝋っぽさは出ると思います。
色変えが面倒
色を変える際はグルーガンの後ろから別の色のグルースティックを差すのですが、そのせいか前に使った色が残ってマーブルになりやすいです。
透明グルースティックを使ってしっかり色をリセットすればいいのですがちょっと面倒くさいです。
でもまあ、マーブルはマーブルでかわいいんじゃない？
というわけで一番好みだった白色でたくさん作ってみました。
手乗りシーリングスタンプです。
かわいいと思う。
裏はつるつるです。
素材がグルーなので、こんな風に小分け袋に入れて保管できます。
予めたくさん作っておいて使いたいときには取り出してボンドで張り付ければ良いので、そのあたりも蝋燭のシーリングとは違った良い点なのではないかと思います。
というわけでグルースティックを使ったお手軽シーリング、おしゃれなお手紙を出したいときの飾りに是非いかがでしょうか？
それでは。
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