手芸用ボンド「裁ほう上手」のはなし

作ったもののはなし
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今日はおすすめ手芸品の紹介です。

裁ほう上手とは

「裁ほう上手」とは針と糸を使わずに布をくっつけることができるというコンセプトの手芸用ボンドです。

チューブタイプとスティックタイプがあり、さまざまな用途に使い分けることができます。

この裁ほう上手、実は接着以外にもかなり用途が広いです。

私もこの裁ほう上手を使う機会はかなり多く、使うようになってから手芸のQOLがかなり上がったのでその良さを紹介したいと思います。

良さ

チューブタイプとスティックタイプがある

液状ののりが細いノズルからちゅるちゅる出てくるチューブタイプと、固形ののりを塗り付けるスティックタイプの2種類があります。

こんもり使いたいときにはチューブタイプを、広く薄く塗り広げたいときにはスティックタイプを、と使い分けることができるので大変便利です。

スティックタイプは染みない

一般的に手芸用のりの欠点といえば染みてしまって布が変色するという点が挙げられます。

この1点がネックで手芸用のりを使うはちょっと…と思っている人も多いのではないでしょうか。

これは液状ののりが布の繊維の間に染み込んでしまうから起きる現象なのですが、スティックのりと同じ形状をした「裁ほう上手スティックタイプ」は含まれる水分量が少ないため布に塗り広げてもほとんど染みることがありません。

また、裁ほう上手を塗った布自体もインクなどが染みづらくなるので、これを利用すると例えば子供服の名前を書く作業がとても楽になります。

名前ペンでタグに直書きするとどうしても滲んで太くなってしまうあれです。

スティックタイプの裁ほう上手を塗り、乾いた後でお名前ペンをつかったりハンコを押すと滲まずくっきり鮮明に記名することができます。

チューブタイプは水で薄められる

一方液状タイプのチューブタイプは、乾く前は水溶性であり水で薄めて使うことができます。

これを利用するとなにが良いかというと、例えばニャンドゥティ作りのような薄めたボンドで固めるという工程が必要なときや、ほつれやすい布のほつれ止め替わりに使うことができます。

どちらも乾燥後は耐水性がある

ウレタン系接着剤なためどちらのタイプの裁ほう上手も水分が抜けることで乾燥します。

そして一度乾燥するともう水で溶けることはありません。

つまり洗濯に耐えうるということで、この点が木工用ボンドと最も大きく違う点だと思います。

さらにアイロンで熱を加えることで接着力はより強力さを増すので、裁ほう上手公式ホームページで紹介しているように普段使いするズボンやスカートの裾上げや、子供の通園グッズの作成などにも十分に使用できるのです。

逆に言うとキャップを閉め忘れると特にスティックタイプは一瞬で使えなくなるので、そこは注意です。

私もまだ半分残っているスティックタイプを1本あっさりダメにしました…。

スティックタイプ、チューブタイプとともにそれぞれの良さがあり大変便利なので、私も常に2本ずつストックしている裁ほう上手、是非使ってみてください。

それでは。

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