今日はパリで見つけた手芸屋の話です。
前回はこちら。
さすがファッションの都とも言いますか、パリにはとてもたくさんの手芸屋が存在します。
パリ中心部には外観からして非常におしゃれな佇まいの手芸屋が多いですし、もっと北のモンマルトルの方へ行くと布問屋がずらっと並ぶ一画がありすべての店を回ろうと思ったら丸一日はかかりそうなほどです。
パリの手芸屋は全体的にハギレの取り扱いが豊富で柄のセンスも良く、モンマルトルの生地問屋は値段に関してもかなり良心的でとてもとても楽しかったことを思えています。
私もいくつもの店をはしごして結構な量の生地を買ったためホテルに戻ってきたときにはもうヘロヘロで、ちょっと仮眠をとりゆっくり軽食を食べてからノートルダム大聖堂を見に行こうとしたらまさしくそのタイミングでノートルダム寺院火災が発生し見に行くどころか近寄ることすら叶わなくなったりしました。
ノートルダム大聖堂が燃えたときの話はこちら。
そんな思い出深いパリの手芸屋のいくつかを何回かに分けて紹介したいと思います。
まずはルーブル美術館北にある手芸屋La Droguerie-ラ・ドログリーです。
パリ中心部の手芸屋はどこも雰囲気が非常に良かったのですがここももちろん例外ではなく、やわらかい間接照明に照らされた素朴な感じの木製のテーブルや棚、そこに並べられた布やリボン・ビーズなどの手芸材料はどれもとてもおしゃれで、何を買おうか悩むだけでワクワクするような気持ちになりました。
私は布のハギレを2つ買いました。
肌触りの良い真っ赤な生地と、シックなストライプ模様のサテン生地です。
どちらも作りたいものがあるけどちょうど良い布が手元にはないなあと思って探していた色・模様だったので理想ピッタリの布が見つかって嬉しかったです。
こういうおしゃれで上質な布がハギレサイズで売っているというのがパリの手芸屋の良いところです。
イギリスの手芸屋はハギレをあまり扱っていないので。
ただまあ立地がパリ中心部に近いのもあってか、1つ1つの単価はそう安くはなかったです。
ビーズなども1粒ずつのバラ売りでした。
星形の小さいビーズを探していてちょうど理想に合うサイズがあったのですが、これを必要な個数(20個~)買ったらやばい出費になる…と思って見送った記憶があります。
その③あたりで述べますが、ただ生地をいっぱい安く買いたいならばモンマルトルの生地問屋へ行った方が良さそうです。
雰囲気を重視するor布以外の小物も欲しいならばパリ中心部の手芸屋へ、出費を低く抑えたいor布にしか興味がないならばモンマルトルの生地問屋へ行くのが良いと思います。
ちなみにこのラ・ドログリーですが、日本にも上陸しており東京・京都・大阪に店舗がありオンラインショッピングもあるらしいです。
名古屋にもあったら是非とも行ったのに!
次回はこちら。
それでは。
COMMENT
モンマルトルの布地屋さん街、いつか行ってみたいと思っています!行ったら、超初心者なのに、動けなくなる程買っちゃうと思います。
ラ・ドログリー池袋の西武に入っていて近くに住んでいた頃、よく見に行きました。輸入品だからかもう、どれも本当に高くって、毛糸なんかここで買ったら、出来上がったのはいったいいくらになるんだ…と思うととても買えませんでした😂
コメントありがとうございます。
モンマルトルの布屋街とってもおすすめです!布の種類も豊富だし値段も安いしで、もしモンマルトルの方を先に回ってたらパリ中心部の手芸屋で何も買わなかったんじゃないかと思うくらい値段に差がありました笑。
ラ・ドログリーの日本店舗私もいつか行ってみたいです!輸入の手芸品って本当に高いですよね。日本だと100均でそれなりに良いものがたった100円で買えてしまえたり安くて便利な通販サイトも豊富なので、似た感じでもっと安い国産のやつとかないかな?とすぐスマホで探してしまいます。