骨伝導イヤホンのはなし

子育てのはなし
子育てのはなし

今日は買ってよかった、子育ての強い味方な骨伝導イヤホンの話です。

前置き

子供が寝た後の時間、それはやっと訪れた自由時間…。

貴重なその時間、みなさんどのようにお過ごしでしょうか?

子供と一緒に寝落ちしてしまうことも寝かしつけあるあるですが、私は映画やアニメを見たりスマホでリズムゲーム楽しんだりしています。

その際、音ってどうしてますか?

ミュートでも楽しめる趣味なら別ですが、動画やリズムゲームだとどうしてもイヤホンやヘッドホンが必要です。

ところで私の使っているスマホはiPhone SE(第二世代)なのですが、薄さを追求したApple社が無駄だと切り捨てた結果イヤホンの差し込み口と充電コードの差し込み口が兼用です。

つまり充電しながらイヤホンを使用するには、

①二股になっているコードをわざわざ買う

②ワイヤレスイヤホンを使う

③諦めて充電中はイヤホンできないものとする

しかないわけです。

しばらく③の諦める、でなんとかやってきていたのですが、やーっと子供が寝てやってきた自由時間、しかしスマホは充電がピンチ、リズムゲームのイベント締め切りは今日の21時までという状況がしばしばありましてワイヤレスイヤホンを導入することにしました。

①の二股コードはなんかカッコ悪いのと、こんなもん買わせるくらいなら差し込み口前のまま2つで良かったじゃん…ってApple社に恨み言を言いたくなるので却下です。

さて、ワイヤレスイヤホンといえばiPhone純正ですとAirPodsですね。

私このAirPodsにちょっと悲しい思い出がありまして…。

それはイギリス国内旅行中のことで、まもなく停車駅に差し掛かろうというときに急に前の座席に座っていたティーンの少女がバタバタとし始めました。

「AirPods落としちゃった!」

この少女とその家族はもう間も無く到着する次の駅で降りるらしく、そのために拡げていた手荷物を片付け後車の準備をしていたようなのです。

家族総出で立ち上がり、小さなAirPodsの片割れを探すものの見つかりません。

「AirPods落ちてない?」

後ろの席に座っていた私にも声はかけられ、立ち上がって一緒に探すものの見つからず電車はそのまま駅に到着。

彼女たちは無くしたAirPodsをそのままに電車を降りていったのでした。

運良く鞄の中にでも落ちていれば良いのですが…。

「AirPodsを探す」という機能もあるようですが、それが常に動き遠ざかっていく電車の中ではどうしようもありません。

そんなことがあったので、物を無くしがちな私はAirPodsのような小さなワイヤレスイヤホンには抵抗がありました。

あとまあ単純に、AirPodsは値段が高いのもネックでした。

では、左右がコードで繋がったタイプのワイヤレスイヤホンはどうでしょうか。

こちらはこちらでカナル式と言われるシリコンの耳栓のような形状が体質に合ってなくて、耳の中にニキビが出来て痛いんです…。

というわけでカナル式じゃない、かつAirPodsでもないワイヤレスイヤホンを探したところありました!

骨伝導イヤホンというやつが!

骨伝導とは鼓膜ではなく、頭蓋骨の振動を通じて音を脳みそに届ける仕組みです。

鼓膜を通さないので耳を塞がず、イヤホンをしたままでも外部の音を聞くことができます。

おすすめはAftershokz

使っているのはAftershokzのこちらです。

2020 OpenMove AfterShokz オープンムーブ ワイヤレスヘッドホン 骨伝導イヤホン 防水 Bluetoothイヤホン Zoomなどリモート会議 テレワーク 在宅勤務に使用可能 Himalayan Pink

とても気に入っています!

スマホ本体との接続はBluetoothで、ボタン一つでらくらく簡単に済ますことができます!!

それでは以下に私の感じたメリット、デメリットをあげていきます。

メリット

①耳を塞がない。

寝ているはずの子供が「ふぇ~ん…ぎゃーーー」となってもすぐに気づくことができます。

イヤホンを片耳だけ外してビクビクしながら過ごさなくてもいい、これはめちゃくちゃに嬉しいです。

ただ、もちろんあまり爆音で流すと外部の音はかき消されて聞こえないので注意です。

②自分以外には音はそんなに聞こえない。

空気ではなく骨を振動させて音を伝えているので、他人からは近寄るとなんか流れてるかなー程度しか聞こえません。

ただ音漏れしないわけではないので、やはり爆音で流すと周りも「うるさっ!!」てなります。

③骨伝導イヤホンにしては安い。

骨伝導イヤホンはじめての人がどんなもんか試しで買ってみるのにオススメだそうです。

④本体カラーにピンクがある。

ピンク色、好きなんです…。

デメリット

①遅延がある。

こちらは骨伝導がどうというわけではなくワイヤレスイヤホンの宿命ですね、絶対に音声が遅延します。

といっても映画やアニメなど動画視聴においてはほとんど気になりません。

問題なのはリズムゲームをやる時でゲーム側の設定でタップ音を消す、遅延に合わせてリズムアイコンの流れる速度を変えるなどカスタムが必要です。

初期設定のままではまずまともなゲームは出来ません。

タップ音が流れないリズムゲームなんて絶対嫌!という人はワイヤレスイヤホンは無理だと思います。

案外早く無音にも慣れるものですが。

②音質には期待できない。

よく「安い骨伝導イヤホンはこめかみに小さいスピーカーがついてるようなもの」なんて言われますが、私のオススメしたAftershockzも安いだけあってその例に漏れません。

音質は二の次、優先したいのは値段とカナル式じゃないことだったので私は全く気になりませんでした。

③慣れるまでちょっと酔う。

もともと車酔いしやすい体質なのもあってか、三半規管の辺りに直接微かな振動が来るのではじめの方はちょっと気持ち悪いかも…?という感覚がありました。

この感じがずっと続くなら骨伝導イヤホン使えないなあと思っていたのですが、2、3日もすると気にならなくなったのでこちらも慣れればなんともないです。

④着用した見た目がかっこ悪い。

そう…?

近未来みたいでかっこよくない…?

以上です。

耳を塞がないので育児の強い味方!なんて言われ方もする骨伝導イヤホン、まさしくその通りだと思うので新しいイヤホンをお探しの方、クリスマスプレゼントにぜひいかがでしょうか?

余談なのですがイギリス滞在中に買った左右がコードで繋がったタイプのカナル式ワイヤレスイヤホンも持っていて、コードを子供が引っ張るのとカナル式なので私は使えないのですが起動メッセージなどが英語音声なのでカッコイイ…ってなります。

日本製のだとよく知らないお姉さんが「アフターショックスへ、ようこそ」「ペアリングモードです」「接続しました」「終了します」といきなり話しかけてくるのでいまだにビックリしてしまいます。

私だけかな…?

それでは。

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