ポルトガル・リスボンで宿泊料金を二重請求されたはなし

海外生活のはなし
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今日はポルトガルのホテルで二重請求と戦った話です。

ヨーロッパのホテルでは宿泊費とは別に現地で宿泊税をとられることがあります。

最近では日本でも京都のホテルで宿泊税をとるようになっていてびっくりした覚えがあります。

ヨーロッパの宿泊税、支払い方法はたいていチェックイン時に宿泊費とは別に数ユーロ=日本円で数百円程度支払うといったもので、ホテルによって現金でしか払えず急遽ATMを探す羽目になったりとはじめのうちは戸惑う要素の一つです。

今回はポルトガルのホテルでの話です。

ボードゲーム「シントラのアズール」好きで、ポルトガルのシントラまでアズレージョ(タイル)を見に行きました

フロントでチェックインしようとしたところ支払いの必要があると言われました。

まあいつものように宿泊税だろうとよく見ずにカード払いですませたのですが、部屋に案内された後何気なくレシートを見ると126.6ユーロ支払ったことになっています。

あれ、ポルトガルの通貨ってユーロだよね?

だいたい1ユーロ=130円(当時)だから…、1万5000円近く??!

なんかこれ、宿泊税だけじゃなく宿泊費ごと取られてない?

いつもホテルの予約はホテルズドットコム(旅行代理店)経由で行っており、宿泊費自体の支払いも予め代理店経由ですましているので、ホテルで直接払うものは宿泊税の他にはないはずです。

https://jp.hotels.com/

ホテルズドットコムのページでステータスが支払い済みになっているのを確認し、フロントに問い合わせました。

これさっきここで宿泊税と宿泊費払ったことになってる?

ホテルの人「そうだよ」

宿泊費は予め払ってあるから払う必要ないと思うんだけど?

ホテルの人「いいや、貰ってないからここで払ってもらう必要があるよ。だからお金は返さないよ」

でもホテルズドットコムのサイト見てよ、すでに払ったことになってるけど?

ホテルの人「日本語のサイトなんか分かんないし、俺は貰ってないことになってる」

埒があきません。

こうなるともうホテルズドットコムに問い合わせるしかないということで、問い合わせフォームを探したところありました。

なんと便利なことでメールや電話でなく、Line上でリアルタイムのチャット問い合わせができるようです。

対応してくれる人も日本の方で日本語です、時差があるのに有難い…。

レシートの写真を送り事情を説明すると、ホテル側の手違いでありホテルズドットコムから改めてホテルに確認をしてくれるそうです。

その後ホテル側が間違いを認めクレジットカードに返金をするという連絡をもらい、なんとか一件落着…。

と思いきや1か月経っても返金はされず、チャットサポートで再度問い合わせ、2度ほどどうなってますかと確認したところ3か月経ってようやく返金がされました。

どうやらやはりホテル側が渋っていたようです。

ホテルズドットコムの中の人、お疲れ様です、ありがとうございます。

上でも書きましたが以上のやりとりをずっと日本語でできたというのは大変心強く、また非常に楽でした。

そんなわけで無事宿泊料金の二重払いは免れたのですがもしあのときレシートをよく確認しなかったら、レシートを捨ててしまっていたらと思うと恐ろしいです。

この出来事はキャッシュレス払いの際はよく画面とレシートを確認しなければならないと心に誓うきっかけとなりました。

皆さんもお気を付けください…。

ポルトガルのおいしいスイーツの話はこちら

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それでは。

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