今日はイギリス人ソーリーってめっちゃ言うよって話です。
「すみません」って口癖のように言うのは日本人くらいで、日本にいる時と同じ感覚で海外でも”Sorry.”って言うと自分の非を認めていることになるのでよくない。
なので人に物を尋ねるつもりで「すみません」と言いたいときは英語では”Sorry.”ではなく”Excuse me.”を使いましょう、なんてよく言われます。
実際私も、ソーリーではなくエクスキューズ?で物を尋ねるように心がけていたのですが、ところがどっこいイギリス人はめちゃくちゃSorryを使います。
人に物を尋ねるとき
まず、人に物を尋ねる時にSorryを普通に使います。
逆にExcuse meを使うことは滅多にありませんでした。
イギリスにいて”Excuse me?”を聞いたらほぼ間違いなく観光客が喋っていると確信できるほどです。
人に謝るとき
人に謝るときももちろんSorryを使います。
イギリス人は程度の軽い謝罪に人にはそんなに抵抗がないらしく、人にぶつかったときなどは普通に軽い感じで”Sorry!”(ごめんね!)って言ってきます。
残念なことが起きたとき
これが一番独特で日本人にとって馴染みのないSorryの使い方だと思うのですが、なにか悲しいことや、残念なことが起きたときにもSorryを使います。
ニュアンスとしては「それは残念だったね」「がっかりだったね」という感じです。
使い方はとても簡単で、なにか残念な出来事を聞いての返事として”I’m sorry.”と返すと上の意味になります。
ソーイング・ビーなどでも、参加者が失敗してしまった時などで審査員のパトリックがよく「ソーリー」と言っています。
こちらも同様「残念だ」「がっかりだ」の意味であり、決してパトリックが参加者に対して申し訳なさを感じているわけではないではないのです。
ソーイング・ビーのNHKの放送は日本語翻訳バージョンですが、Amazon Prime Videoでは英語音声に日本語字幕で見られるのでこういったイギリス的言い回しに注目して見てみるとちょっと面白いかもです。
それでは。
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