今日は洋服を作るにあたっての型紙の選び方についてです。
きっかけ
ソーイング・ビーを見ていた我が家の旦那さんが自分でも洋服を作ってみたくなったらしく、その手ほどきをするように言われたので備忘録がてら記事にしていこうと思います。
うちの旦那さんのスペックはこんな感じです。
手先は器用。
家庭科の成績は5段階中4だった。
裁縫は初心者、高校でやったきり。
ということで、裁縫初心者さん向けの内容になるよう心がけていきたいと思います。
洋服作りに型紙は不可欠
洋服づくりに必要なものはいろいろありますが、まずは型紙についてです。
洋服には型紙と呼ばれる、設計図のようなものがあります。
この型紙を布に写し取り、指示に従って縫い合わせていくことで1枚の洋服が仕上がるのです。
今回旦那さんが作ろうとしている目標は、子供用のTシャツです。
Tシャツだとだいたい前身頃、後ろ身頃、右袖、左袖、襟首の5つのパーツからなっており、この5つのパーツすべてに型紙が存在します。
型紙なしに洋服作りをする技法もありますが、それは設計図なしに物を組み立てることと同じなのでかなり難しい作業になることでしょう。
さてその型紙ですが、世の中は便利なものでそう高くない値段で手芸屋や本屋、ネットショップなどあらゆると場所で型紙は売られています。
こういった売られている型紙は、型紙だけでなく縫い方の詳しい説明も付属しているのでそれに沿って作業を進めていくと良いでしょう。
型紙の選び方
さて型紙は、1つの服の型紙のみ収録している紙やビニールの袋に入ったタイプのものと、いくつもの型紙が収録された書籍タイプの2種類があります。
袋に入ったタイプの型紙というのは、こういったものです。
サン・プランニング 型紙 パターン フィットパターン サン ベビーカーディガン 4792
およそ500円~1000円ほどで買えて、表紙にある写真や絵の服の型紙が入っています。
ソーイング・ビーの型紙の課題で参加者に手渡されるのもこの形のものですね。
一方、書籍タイプというのはこういうものです。
手作りのかわいいベビー服 (レディブティックシリーズno.4963)
お値段はだいたい1500円~で、書籍のテーマに沿った洋服の型紙がいくつも収録されています。
どちらが初心者さんにおすすめかと言うと、私は前者の袋の物が良いと思います。
後者の書籍タイプの方が圧倒的にお得には見えるのですが、こういった書籍タイプの型紙というのは1枚の大きな紙にいろんな服の型紙がいくつもいくつも重なって描いてあります。
色や線の種類で見分けながら薄い紙に必要な線だけを写し取って使うのですが、この作業かなーり面倒くさいです。
普段から裁縫やってる人間が面倒くさくて嫌になるくらいなので、裁縫初心者さんにはあまりおすすめできません。
一方袋に入ったタイプの型紙は、表紙にある服の型紙しか収録されていないので非常に見やすいです。
型紙同士が重ならずに描いてあるのであれば、わざわざ薄紙に写し取る作業をせず作りたいサイズの線で切り取ってそのまま使うことも可能です。
切ってしまうのはもったいない、もしくは今後別のサイズも作りたい場合は写し取って使うことになりますが、書籍付属の型紙と比べて不要な線が圧倒的に少ないのでやはり楽ちんです。
おすすめは本ではなく袋に入った型紙
というわけで初心者さんは袋に入ったタイプの型紙を買うのが良いと思います。
手芸店では型紙コーナーに並んでいると思いますし、ネットショップであれば「フィットパターン」などのワードで検索すると出てきます。
こういったタイプの型紙は表紙の部分におおまかな難易度が書いてあることも多いので、「かんたん」「初心者向け」のものを選ぶとなおよしです。
「つまり袋に入った型紙から作りたいものを選べばいいわけね」
「はい。なので次回は手芸屋に行きましょう」
次回はこちら。
それでは。
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