今日は湖水地方でピーターラビットに会ってきた話です。
湖水地方とビアトリクス・ポターとは
湖水地方とはイギリス北西部にある、大小無数の湖が点在する地方です。
英語ではLake District-レイクディストリクトと言います。
自然が豊かなこの土地は、さまざまな自然動物が住んでいることでも知られています。
この湖水地方にまつわる有名人と言えば、ビアトリクス・ポターが有名です。
彼女は絵本「ピーターラビットシリーズ」の作者で、その著書に出てくる様々な生き物は湖水地方で出会った自然動物たちがモデルになったとされています。
ビアトリクス・ポターと自然動物たちの触れ合いは映画「ピーターラビット」内でも存分に語られていますね。
だいぶ脚色(および現代アレンジ)されていますが…。
ですので湖水地方にはビアトリクス・ポターの世界を体験できるアトラクション施設が存在します。
その名も「The World of Beatrix Potter Attraction」です。
The World of Beatrix Potter Attractionとは
直訳するとベアトリクスポターの世界アトラクションでは、その名の通りベアトリクスポターの絵本の世界が体験できます。
「体験」「アトラクション」と言っても、歩いて見て回るような展示が主であり、体を動かしたりするようなアトラクションはありません。
ピーターラビットをはじめとして、それ以外にもきつねや、
ねずみや、
かえるや、
ふくろうや、
はりねずみなど様々な生き物たちのぬいぐるみが、絵本の中のシーンそのままに展示されています。
このぬいぐるみたちはけっこう大きく、表情や衣装などまでしっかりつくりこまれているので、もふもふふわふわなかわいいアニマル好きからすると夢のような空間だと思います。
めちゃくちゃ楽しかったです!
途中中庭があり、そこにはベアトリクス・ポターの絵本のキャラクターたちが多数彫られた大きな噴水がありました。
この大きな噴水に気を取られがちですが、それ以外にも中庭の至る所に小さなネズミのオブジェなどがおかれており、これらもとてもかわいかったです。
お土産
もちろんお土産を取り扱っている売店もあります!
売店ではもちろん絵本も売られていますし、それ以外にも様々なグッズが売られていました。
私は展示を見ながらカエルのジェレミー・フィッシャーが気になったので、ジェレミーのお話である7巻とピーターラビットのお話である1巻の絵本を買いました。
その他にもプラスチックカップや、ジェレミーさんのドアカード「魚釣りに行っています」や、ポストカードなどいろいろ買いました。
どれもかわいくて何を買おうか迷っている時間もとても楽しかったです。
それと、家に帰って気が付いたお土産の一つに、記念50pというものがあります。
イギリスの硬貨のひとつ、50pには様々な絵柄が描かれている記念硬貨も存在し、その中にはビアトリクス・ポターのキャラクター柄もあるのです。
気づかず使ってしまったものもあるかもしれませんが、湖水地方から帰ってきた後財布を除いてみるとこのように数枚紛れ込んでいたので、もしかしたらお土産を買ったお釣りとして渡してくれていたのかもしれませんね。
他にも、私は見られませんでしたが、時期によっては人形劇もやっているようです。
また、運が良ければこのような等身大ピーターラビットにも出会えたようです。
是非イギリス湖水地方へお越しの際は、この土地が生んだ天才絵本作家ビアトリクス・ポターの世界に行ってみてください。
それでは。
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