今日はソーイング・ビーSeason2の第2話の感想です。
前回はこちら。
ソーイング・ビー(字幕版)はAmazon Prime VideoのPrime会員特典で視聴可能です。
今回は柄布がテーマです。
そうなるともちろん柄合わせが肝になりそうですね。
型紙の課題
課題はボックスプリーツの入ったスカートです。
ボックスプリーツとは山折り、谷折り、谷折り、山折りで作られるプリーツのことです。
審査員が求めるクオリティのものを作るためには、プリーツが閉じた状態で柄を連続させる必要があります。
型紙も全員共通ではなく、選んだ布の柄の幅に合わせて自分で計算して調整しなければなりません。
なのでストライプや水玉など単純で規則正しい模様の生地を選ぶ方が簡単そうです。
サイモンの選んだ布は難易度が高そうですが大丈夫でしょうか?
イギリスの柄布と言えばリバティプリントが有名ですね。
他にもイギリス出身の詩人かつデザイナーであるウィリアム・モリスの柄が印刷された布もよく売られていました(このあとの課題で使っている参加者がいます)。
イギリス人にとって柄物の布と言うのは非常に親しみが深いようです。
デビッドは柄合わせに布の幅をとられすぎて、とてもウエストの細いスカートになってしまいました。
ほどいてやり直すようですが間に合うでしょうか。
今回はファスナー付けの方法も指示されました。
なんと片方は手縫いで行うというものです。
ファスナーが布ですっぽり隠れるので見栄えが良くなるのですが、ジュリーは指示を無視して慣れた方法で行うようです。
指示を無視しようとする参加者は他にもいます。
リンダはクローディアに説得されて渋々指示に従うことにしました。
指示に従わないとどんな大変なことになるのかを一番理解しているのが参加者ではなく司会のクローディアというのはなかなか面白いですね。
相変わらずヘザーは完成が早いです!
今回もコーヒーを片手にひとり休憩をしています。
さて完成した9つのスカートの講評です。
最下位はジュリー、ウエストが細すぎたのと指示を無視した点が複数ありました。
1位はヘザーでした。
さすが時間に余裕をもって完成させただけはあります。
リメイクの課題
メンズの柄シャツ2枚を使って全く新しいアイテムを作るのが課題です。
この場合、洋服以外を作るのはアリなんでしょうか…?
例えばバッグとか、ドール服とか?
子供服が良いならドール服も許されそうな気がします。
ジュリーはスカラップを作っています。
しかしパトリックと言えば「スカラップは嫌い」で有名ですよね。
果たして評価はどうなるでしょうか?
チネロとタマラのリメイクはぴったりとしたシルエットの女性らしい洋服に生まれ変わり、メイも大絶賛です。
セリーナの子供服もとてもかわいくて良いですね。
ジュリーのリメイクに対してのパトリックのコメントは「スカラップは苦手だが良い出来」とのこと。
やっぱりスカラップというだけでビハインドになるので、もしソーイング・ビーの参加者になったらスカラップは使わない方が良さそうです。
最下位はサイモン、変化が少なく面白みに欠けました。
1位はタマラでした。
前回から引き続きタマラはリメイクが強いですね。
推しのサイモンがこまでいいところがなくピンチです!
最後の課題
柄の生地を使ったメンズ用パジャマが課題です。
ゆったりしたパジャマと言えど丈の長さやウエストの太さなどモデルの体型に合わせることはやはり大事です。
皆思い思いの柄の布を用意しています。
選んだ柄が個人の性格を反映しているようで面白いですね。
タマラの新聞柄の生地、とてもかわいくて好きです。
この布で柄合わせもするなんてすごいです。
チネロは今回は型紙を使います。
他の参加者と違い半袖半ズボンのシンプルな出来なので、パトリックからプレッシャーをかけられています。
はじめてパイピングに挑戦するリンダは、「幸運を祈っている」と言いながら指をクロスさせました。
このフィンガーズクロスは幸運を願うときに行うポーズであり、海外では懸賞付きくじのマークとして使われることも多いです。
パイピングとは、パイピングコードという飾りテープを挟んで縫う装飾の方法のことです。
上着の次はズボンを作りボタンホールも開けなければいけないので、パジャマづくりはやることが盛りだくさんですね。
さて9着のパジャマが出来上がり審査員の講評です。
ジュリーのパジャマに対してパトリックの「僕も着てみたいよ」というコメントが出ました。
パトリックからの最大級の誉め言葉ですね。
リンダのパジャマも大変好評でした。
サイモンのパジャマは左右対称でない箇所とパッチポケットのズレが目立ってしまいました…。
優秀作品と脱落者
優秀作品はリンダのパジャマでした。
完成前にパトリックも羽織っていましたし、ほとんど完璧な仕上がりでした。
そして今回の脱落者は…、サイモンでした。
今回は全体的に奮いませんでしたね…。
というわけで推しが脱落してしまいました!
サイモンがいなくなったソーイング・ビー、次回はニット素材に挑戦でしょうか?
ニットは伸びますし縫うのに専用針が必要なので実はなかなかトリッキーな素材です。
次回も楽しみです。
次回はこちら。
それでは。
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