※ガラスの眼の60cmドールの話です。写真もあります。ドールが苦手な人はブラウザバック推奨です。
今日は6つ目に作ったドールのアイドル衣装の話です。
前回はこちら。
パルフェ・ノワールとは
アイドルマスターミリオンライブの3つ目の周年衣装であるパルフェ・ノワールです。
スマホアプリであるミリシタにはドロップ衣装として実装されています。
スカートタイプが2種類とズボンタイプが1種類の、計3つのバリエーションがあり菊地真ちゃんはズボンタイプです。
プロローグ・ルージュ、グレイトフル・ブルー、パルフェ・ノワールと、グリマス(スマホアプリ「ミリシタ」の前身にあたるアプリ)時代の周年衣装でズボンが続いたのでいくらボーイッシュとは言っても本人はかわいいものが好きなんだしそろそろスカートを履かせてくれても良いのでは?と界隈がざわついたとかなんとか。
ゴールドを感じさせる黄色と白黒のボーダーが眩しい、ゴージャスで元気な衣装です。
生地
黄色のシフォン生地や、ベースの白い生地はポルトガル旅行をした際に見つけた手芸屋で買いました。
ポルトガルはヨーロッパの中でも暑い国なので、生地も薄くて軽い風通しの良さそうなものが多かったです。
とにかく黄色いシフォン生地の扱いが結構大変だった覚えがあります。
シフォン生地とはこういった軽くて透ける布のことで、ジョーゼットとも言います。
端を三つ折りでやってしまうと重なってせっかくの透ける質感がなくなってしまうので、巻きロックで処理しています。
それにしてもギャザーの寄せ方が今見るとあんまり…ですね。
髪飾り
シフォン生地で作ったリボンとボーダー生地で作ったリボンを重ねて、チェーンの飾りをつけています。
チェーン飾りはロンドンだとここで買えます。
後ろ姿
オーバースカートの丈が長めなのはちょっとでもガーリーな感じを足したかったからです。
それにしてもやっぱりギャザーがいまいちすぎます。
今だったらもっとうまく作れますよ…たぶん。
小さなパーツ
後ろのこのパーツや、
前側の飾りポケットなどのパーツなどが小さくて大変でした。
シルバニアファミリーとかのめちゃくちゃ小さなドール服作ってる人本当にすごいな…って思います。
金ボタンはいつものやつです。
sempiterno ミニチュア 極小メタル ボタン 金属製ミニボタン2つ穴 3mm 手縫い人形服の飾りボタン DIY補助材料 縫製材料 100個セット(4色混合, 3MM)
ジャケット
脱いだジャケットはこんな感じになっています。
オーバースカートはジャケットに縫い付けてあります。
スカートを単品として独立させてしまうと、ウエストの処理や着脱のギミックのボタンなどで厚みが増してしまうので、ドール服の場合は縫い付けてしまった方が楽です。
インナー
ジャケットを脱いだ姿はこうなっています。
生地は涼しげな白いコットン素材です。
菊地真ちゃんはキャラカラーが黒なのでタイやカフスの装飾の色も黒なのですが、それがモノトーンな衣装デザインに合っていて良いと思います。
色移りは心配だけど、素材を探すのも黒色は楽ですし…。
襟飾り
襟のチェーン飾りは片方のみ外れるようになっています。
外れないと着脱不可能ですからね。
足元
実はブーツではなく靴下です。
靴下は作れるんですけど、ブーツは自分では作れませんでした。
いつも写真ではうまいことごまかして撮ってます。
衣装ごとにそれに合ったドール用ブーツ探して買ってたらお金かかるし大変だし…。
さいごに
作った当時にツイッターに上げた写真です。
パルフェ・ノワールに関しては前回、前々回のようにその後一から作り直したりはしていないのでタイの刺繍の有無くらいしか変化はないと思います。
とにかくシフォン生地が大変でした。
ソーイング・ビーでも薄くて透けてよれやすい生地を果敢にも使っている参加者を見ると、そんな無理しないで…と思ってしてしまいます。
扱いが大変すぎて若干トラウマになりかけのシフォン生地ですが、この透け感とか軽さは唯一無二でめちゃくちゃかわいいんですよね。
なので今後も何度もシフォン生地には挑戦することになりますし、その度もうやだよお…ってくじけそうになりました。
なんか話によると予めシフォン生地に専用の糊のようなスプレー(一時硬化スプレーというらしい)をかけておくと、生地が固まって作業がしやすくなるらしいです。
時間がたつと硬化が消失し、もとの柔らかい素材に戻るのだとか。
今度はこれを使ってみようかな?
次回はこちら。
それでは。
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