今日はイギリス人はよく「ラブリー」って言うよって話です。
ソーイング・ビーをAmazonPrimeVideoで字幕版を見ていて良く思うことの一つとして、「パトリック(審査員)めっちゃ”lovely”って言うじゃん」というのがあります。
パトリックファンの私としてはラブリーって言うパトリックがめっちゃラブリー、とか思ってしまうのですが、実はこの「ラブリー」という言葉をイギリス人はめちゃくちゃ使います。
日本人からすると「ラブリー」と言われるとハートが飛びまわってピンク色でかわい~い~みたいな印象を受けますよね?
しかしイギリス人はこの言葉をもっとドライに捉えているようで「かわいい」「すてき」という意味合いはもちろん「いいね!」「すごいね!」「最高だね!」ぐらいの感覚で使っているように思います。
誉め言葉には間違いないのですが、パトリックのようなスーツに身を包んだ硬派な男性の口からぽんぽん「ラブリー」という単語が飛び出す様は、日本人にとってはじめはちょっとびっくりするイギリスしぐさの一つだと思います。
私が実際イギリスに住んでいて聞いた「ラブリー」はいくつもあります。
フライング・タイガーでショッピング中のおばさまたちが商品の小物をあれやこれや手を取りながら「これもラブリー」「あれもラブリー」ときゃっきゃうふふしていたり、私自身もカフェでコーヒーを飲みながら作っていた手芸小物を他のお客さんに「ラブリーね」と褒められたこともあります。
こんな感じで日本人が使うのとそう遠くない意味合いでも「ラブリー」は使われますし、対象は人や物に限らないので過ごしやすい天気を指して「ラブリーだね」と言ったりもします。
もちろんご飯がおいしいにも「ラブリー」は使えますよ。
行列になっているレジで会計をスムーズに済ませられた時に店員さんから「ラブリー」と感謝と共に褒められるなんてことも。
さながら「ラブリー」は、なんにでも使える便利な言葉といったところですね。
皆さんも好意的な意味でなにかを褒めたいとき、是非「ラブリー」と言ってみてはいかがでしょうか?
それでは。
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