今日は節分なのでイギリス人と豆の話です。
イギリス人は豆料理が好きです。
ベイクドビーンズというインゲン豆をケチャップベースの甘辛ソースでコトコト煮た料理が有名で、私も実際イギリス人のお家へ招待された際にご馳走になりました。
ベイクドビーンズはどちらかというと汁物に分類されるのではないかと思うのですが、イギリス人はこれを平皿に盛ってナイフとフォークで器用に食べます。
日本人がそうしたくなるみたいにお皿を持ちあげて口元まで運ぶ、というのはイギリスではマナー違反なので私は食べるのに結構苦労しました。
ナイフとフォークよりスプーンが欲しかったです。
一方でイギリス人は豆を使った日本の伝統的甘味であるあんこが苦手です。
主人はイギリスでお世話になる人たちへのお土産としてどら焼きを買って行ったところ、「美味しいとは思うけど好きじゃないかな(イギリス人風遠回しな表現)」とあまり喜んでもらえなかったそうです。
その理由はイギリス人にとって豆はおかずであり、これを砂糖で甘く似ておやつにするのが理解できないかららしいです。
確かに我々日本人も米を甘く煮たライスプディングを「お米好きなんでしょ?」と言ってお出しされたら複雑な顔をしてしまうと思うので、似たようなものなのかもしれません。
なので、日本食がイギリスではブームだといくつかの記事で紹介しましたが、あんこについては違うと言わざるを得ません。
日本風たいやきの店もロンドンの中華街に出来ましたが、たい焼きの中身はあんこではなくカスタードクリームやチョコレートクリームがメインです。
ちなみにこのたい焼き屋さんかなり繁盛していました。
イギリス人曰く、日本のスイーツは甘さ控えめでヘルシーだからおいしいらしいです。
比較のためにロンドンで食べたDOUGHNUT TIMEのめちゃ甘ドーナツを載せておきます。
それでは。
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