今日はベネチア名物のお酒の話です。
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ベネチアの飲食店というと、ほとんどの店にテラス席があります。
海がきれいで晴れていれば空もきれいなんですから、屋外でご飯を食べることほど気持ちのいいことはないからですね。
なのでベネチア観光をしていると、テラス席で食事を楽しんでいる人たちを横目に見ることも少なくないのですが、そんなときに驚くことの一つが「みんな同じオレンジ色のお酒を飲んでいる…！」です。
このお酒はスプリッツと言い、ベネチアのご当地食前酒です。
アペロールというリキュールと、白ワイン、炭酸水のカクテルで、アルコール度数は10％前後と結構高めです。
店によりますがスライスオレンジや、オリーブの実などが入っていることもあります。
イタリアですし一見ブラッドオレンジジュースのような味を想像しますが、実際はそんなことはなく甘味の中にほんのり苦みがあってしっかりお酒の味がしました。
甘いので飲みやすいのですが、アルコール度数を考えるとグビグビいってしまうのは食前酒と言えどちょっと危険そうです。
また中に沈んでいる串に刺さったオリーブの実はしっかりあのオリーブの漬け物の味がしました。
甘いお酒にオリーブの実が浸かっているなんてなんとも不思議ですが(私もなんでさくらんぼとかじゃないんだろうと思いました)、これもやはりベネチアの定番でどうやらおつまみの代わりらしいです。
ベネチアの青い海、青い空に大変映える鮮やかなオレンジ色のお酒・スプリッツ、是非味わってみてください。
それでは。
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